留学して英語はどれぐらい話せるようになる?いつ頃からペラペラに話せる?

「英語を話せるようになるために留学したい!」
「外国に住んでみたいけど、語学が心配」

という人も多いと思います。
やはり気になるのが、

「留学して英語がどれぐらい話せるようになるのか」
「どれぐらいの期間で話せるようになるのか」

今回は自分の経験をもとにして紹介していきたいと思います。
基礎知識がある人や少しでも英語に触れていた人は、「どれぐらいで話せるか」は違ってくると思います。
あくまで、今回は留学前は全く英語を話したことがなく、多少の知識はあったものの、ほぼ英語ゼロで留学した無鉄砲の話です(笑)
しかも、そこまでおしゃべりじゃない性格です。

ちなみに、その無鉄砲の留学・海外経歴こんな感じです。

  • 1年目   サンフランシスコ、ハワイ(語学学校)
  • 2〜3年目  ロサンゼルス(コミュニティーカレッジ・俳優活動)(※以降コミカレ)
  • 4〜5年目  ロサンゼルス(アクティングスクール・俳優活動)
  • 6〜12年目 ロサンゼルス(日本企業)

このブログはこんなヤツが書いてます!

2010  渡米 
     サンフランシスコ・ハワイ

2011  ロサンゼルス
     ハリウッド俳優・モデル活動

2022  アメリカ生活を終え、日本に帰国

2023  英語の講師として活動開始
     ブログ発信を開始

英語ゼロの状態で留学

「できない」から「できる」のプロセスを発信中

自身の経験から、忖度なしぶっちゃけトーク満載


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留学やワーホリを考えている方はぜひ最後まで読んでみてください。
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Index

留学時の英語力

留学行く前

留学を決意したときの英語力は0!
英語の参考書や単語帳を数冊買ったけど、結局買っただけの満足で、ろくに開かずに終わりました(笑)

留学直前に、京都の清水寺に行ったときの話。
外国人観光客もたくさんいました。一人で寺を回っていると、外国人カップルが自分を見つけ、「写真を撮ってくれる?」(当時予想)とカメラを渡してきました。
自分はそのときに「sure」とか「of course」とかも言えず、無言でうなずくばかり。

「アメリカに住めば英語話せるから大丈夫!」
とナメた考えで寺を後にした若気の至りの考えが懐かしいです(笑)

留学1年目(語学学校)

サンフランシスコ空港に着き、税関での入国審査。
単語だけの英語で必死に伝え、税関職員が自分の意図を汲んでくれて、なんとか入国成功(笑)

税関通過後、自分の荷物受け取る所が分からず、30分迷ってヘトヘト…
空港職員に聞きたいが、なんと聞けばいいか分からず、「Excuse me」も言う勇気がなく職員の目の前に立ちはだかり、荷物タグを指差し、案内してもらったのを今でもはっきり覚えています。

1年間は語学学校に通うと決めていたので、サンフランシスコの語学学校へ。
その学校はかなり本気の学校で、8時半から16時までびっしり授業があり、テストも宿題もたんまりでした!

1〜3ヶ月

語学学校に英語を学びに来ているのはnon native English speakerしかいないので、周りのネイティヴは先生しかいません。当たり前ですね。
そこで友達やクラスメートとは、共に英語を話せない同士が一生懸命に意思疎通しようとする生活です。
でも、懸命に英語を学ぼうとする同士で鼓舞しあって最高でしたけどね!

英語のレベルは、単語を覚えるのを増やして、どうにかして伝えようと必死です。
学校の先生も自分たちのレベルに合わせて頑張ってゆっくり話してくれたり文法などを教えてくれたりしましたが、まだまだそれを自由に使いこなせるほどの実力は身に付いていませんでした。

ホームステイしていた場所は、家庭環境的もよくなく、食事も適当で、全く会話もあまりしてくれなかったので、1ヶ月で出ると決心をしました。学校のマネージャー、Rayに事情を懸命に伝えようとして、「引っ越し」を何と言えばいいか分からず、「go」は行く、「out」は外だから引越しは「go out」でいいのかな?よし!

「I wanna go out」(お出かけしたい)

と言ってしまったことも鮮明に覚えています(笑)
さすがは語学学校のマネージャー、すぐさま笑顔で「move outね」と教えてくれました。

また、スターバックスでも、アイスの飲み物を注文しましたが、定員に「what’s ice?」と聞かれ、「ん?いや、なんでiceって聞いてくんや?」と思ったら、

「 What’s the size?」(どのサイズ?)

と聞かれていたのは、良き思い出です(笑)

そんなこんなで、1〜3ヶ月は最初アメリカ生活に慣れることや宿題、テスト勉強に大変で、あまり「話せる」ようにはなれなかったし、リスニング力も少し上がったかなという程度でした。
英語よりも先に伸びたのは、「分かっているフリ」と「愛想笑い」でした(笑)

ただ、3ヶ月目で英語で夢を見たのを覚えています!
レストランでなんか話してたのを鮮明にはっきりとヴィジュアライズできて、英語もハキハキ話していました。
まさか英語が苦手だった自分が英語で夢を見る日が来るとは思ってなかったので、あのときは嬉しかったなぁ!

4〜9ヶ月

だいぶアメリカ生活にも慣れて、少し余裕が出てきました。

毎日使う英語、例えばレストランで注文するときに使う英語などは自然と口から発せられることができるようになっていました。生きていくために必要ですからね!出かけたりして、周りの知らないネイティヴが使う英語を真似しながら勉強していました。もちろん、ネイティヴみたいにスラスラと英語を話せるわけではありません。

日常生活の必要最低限の英語は話せるものの、少し難しい表現やスラングはわかりませんでした。
3ヶ月間よりは話せますが、自分の思うように伝えるのは難しかったです。

ただ、学校が授業で文法をしっかりしてくれたおかげで、頭の中で英文と品詞の関係が整理され、一皮剥けた実感がもてたときがありました。

自分は特にリスニングは苦手でした。
何とか自分の言いたいことは簡単な英語で伝えられるものの、店員さんとかは容赦無く早口でいろんな表現で話してきます。それを聞き取って答えることは至難の技です。何を言われるのか身構えてプレッシャーを感じて、簡単な英語さえ聞き取れないときもありました。どう言うことを言っているのか知っている単語から予想しながら「こう言っているんだろうな」って聞くことが多かったです。

またスタバにて。

アメ人は「Ryo」と発音できないため、名前を聞き返されるか、変なスペルで書かれます。
なので毎度注文するたびにニックネームを使っていました。
「Ryo」を文字って「Roy」。

しかし、「R」の発音が苦手だった自分は、毎回スタバのカップには「Loy」の文字が。

4ヶ月目のある日、そのときはやってきたのです!
カップの側面には「Roy」の文字が!

心の中でガッツポーズしましたよね!
それ以降、「R」の発音のコツを掴むことができたのか、それ以降アメリカ生活ではカップの側面に「Roy」と書かれ続けました。

10〜12ヶ月

1年もいれば、アメリカ生活で快適に過ごせるようになってきます。

ただ、みなさんが思うペラペラ話せる英語とはほど遠く、1年もいるのに思うように話せないのがストレスとなっていました。リスニング力も日常で使われる英語であれば理解できますが、相手の口調が速かったりするとなかなか聞き取れず、聞き返すことに抵抗を覚えていましたね。

学校のプログラム通り行けば、1年で映画の英語を字幕なしで聞き取れるレベルと言われていましたが、自分の実力は全くでした。自分の英語のセンスがないのか他の人は当たり前のように聞き取れているのかいまだに分かりません。
おそらく、自分の勉強不足で、他の人はもっと話せたり聞けたりするのかも知れません。

思い返せば、サンフランシスコでは、残念ながら英語ネイティヴスピーカーの友達は一切できませんでした。
土地柄なんですかね?学校が忙しかったってのもあるかもしれませんし、語学学校の仲良しとつるんでいたのが心地よかったのかもしれません。

・3ヶ月でようやく短文で話せるようになった
・3ヶ月後には英語で夢が見れる
・9ヶ月で普段使っている英語がスラスラ言えるようになった
・12ヶ月で日常生活での英語はまぁまぁ話せるようになるが、ペラペラ英語には程遠い

留学2〜3年目(コミカレ)

不安と共にコミカレに入学したのですが、やはり1年経っても話すスキルはまだまだで、いざ英語ネイティヴと一緒に授業を受けると全くついていけませんでした。

それもそのはず。普段、語学学校でノンネイティヴとしか話していなかったため、まだまだ英語ネイティヴの会話が飛び交っている所には慣れていません。

コミカレに入ったら演劇の授業をとると決めていました。
インターナショナルの学生は自分一人、周りは英語ネイティヴしかいません。
緊張もあって先生の言っていることも半分以上分からず、クラスを取るためのオーディションもあって、崖っぷちで、何とかそのクラスを取ることができましたが、そこからも大変でした。

しかし、ここから英語力が飛躍的にビョーーーーンと伸びたのを覚えています。

それはなぜか。

英語ネイティヴの友達がわんさかできたからです。
自分が行ったコミカレでは、インターナショナルの学生を手厚くサポートしてくれる機関があり、心優しくて面白い英語ネイティヴの人たちが、コミカレについて教えてくれたり一緒に出掛けてくれるようになりました。

そっからヤバいぐらい英語が伸びたんですよ。
毎日ぐらい一緒に出掛け、遊び、食べ、飲み、最高の仲間たちでした!
(ありがとよ、ジミー、サンボ、リチ、ティム、他)

語学学校でしっかり基礎を固めたことで、英語ネイティヴが話してくれることがかなり吸収できたと思います。

そして、自分の持ち味の行動力はめっちゃ役に立ちました!
というか「行動力」しかなかった自分は英語を磨きたいのもあって、毎週のように誰かの家で開かれるパーティーに参加していました。(こーゆー奴のことをparty animalと呼びます)

ときには英語ネイティヴの女の子とデートをして英語力を伸ばして行きました。
友達ともたくさんハングアウトをしました。

しかしながら、英語ネイティヴ同士の会話に入ろうとするとメッチャ難しいです。
このときはまだ「英語脳」を作れておらず、聞いた英語を日本語に変換してしまったり分からない単語を文脈から読み取ったりしなければならず、それらをしていると会話に置いてかれるからです。
ワンテンポ遅く理解している感じですかね。

・2〜3年目で、日常生活で使う英語が分かってきて、いろんな表現やスラングを言えるようになってくる
・英語ネイティヴの会話に入るのはかなり難しい
・英語ネイティヴの友達ができると飛躍的に英語が伸びる
・ドライブスルーはいつまで経っても緊張

留学4〜5年目(アクティングスクール)

ハリウッド映画に憧れた自分は留学の目的の1つでもある俳優活動に専念するために、演劇学校に転校しました。

その学校では、世界から役者や演者を目指してやってくるため、英語ネイティヴとインターナショナルの学生が入り混じった環境で学んでいました。

アクティングスクールでは、台本を読んだり英語を発したりするので、そこでもたくさんの英語に触れて勉強することができました。しかも、セリフは日常生活でも使えるものも多いので、発音も重視して勉強していた自分にとってはパワーアップできた時期でした。

英語レベルは、5年も経てばアメリカでの日常生活はあまり困らなくなりました。
もちろん、分からない単語や専門用語や何かの契約のときは難しく感じるときも山ほどあります。

でも英語脳ができてきた実感はありました。
普段使っていて、言いたい英語は日本語から英語に変換せず、英語で考えたことを口にできるようになっていたのを実感しました。そして、全ての言葉がわかった訳ではないですが、友達の話などは日本語から変換しなくても英語を英語として頭の中に入ってきます。

・5年目になると日常生活ではあまり困らない
・知らない単語はたくさんあるものの、日常で使う単語がめっちゃ増えた
・英語脳が出来上がり、日本語から英語への変換が少なくなり、自然に英語が口から出る
・ペラペラ話せている実感はないが、英語が伝わることに喜びを感じる

これだけは言いたい!

「海外留学をしたから、アメリカに住んでたから英語を話せるんでしょ?」
「日本で働いてて時間がないから英語話せないんだよ」

という意見の人もいるかも知れません。
確かに、英語環境に身を置いて英語のことばかり考えている自分はとても幸せで、最高の環境でした。

でも、海外にいてもあまり話せない人もいるし、日本にいて自分よりもペラペラな人もいます。
要は、どれだけ英語を話して、英語を勉強して、英語に触れていたかによります!

ぶっちゃけ、今でも自分の英語が満足のいくペラペラ話せているかというとそうではありません。
12年いても、英語ネイティヴの英語には程遠いと実感してしまいます。
周りの友達からはペラペラ話せてると言われて嬉しいですが、自分はまだ満足できていません。
前置詞で迷ったり細かい表現をしたりするのに苦労します。

でも、日本にいても英語の勉強はいくらでもやりようはあります。
これだけは言えます!
英語を話したいのであればとにかく、

英語を口にすること!

これは海外にいても日本にいても同じです。
海外にいたら英語を口にしたり耳にしたりすることを多くできるだけです。

日本でもアプリで英語ネイティヴの友達を探したりオンライン英会話に入会したり独り言を言ってみたりYouTubeでシャドーイングをしたり映画・ドラマを観たり、今や方法はいくらでもあります。

完全に英語にどっぷり浸かりたいのであれば留学をオススメしますが、行ったからといって自動的に話せるようにはなりません。自分から進んで勉強し、いかに英語を口にするかです。


でも、
「やっぱり留学したい!!」
「本場で英語を学びたい!!」
という人もいますよね?

しかーし、まだ英語が話せなくて手続きとか学校先とか分からない方もいると思います。
そこで、夢カナ留学では、他の留学エージェントよりも安く、オーダーメイドの留学やワーホリを提案してくれます。
また、留学前にネイティヴ講師によるレッスンや利用頻度の高いフレーズに特化した学習カリキュラムを用意してくれていますので、心強い味方になってくれます。
留学やワーホリを考えている方は、一度面談をしてみては?


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