英語初心者必見!英語文を作るときはこう考えれば組み立てられる

「英語話したい」という方が増えている気がします。嬉しいですね!
でも、いざ英語の勉強をしようと思っても、文法の勉強だけでは話せるようにはならないし、とりあえず英語を話せって言われてもどうしたらいいか分からない。
話したくても、

「英語文の組み立てが分からないから話せないんじゃい!!」
「単語は調べたりしているけど、英語を口ずさもうと思っても英語文の構成が分かりません!」

こういうお声をいただきました!
確かに、日本語と英語の語順って違うから、分かってないと話せないですよね。
前にも少し似たようなブログ記事を書きましたが、もっと分かりやすく英語文の語順について詳しく紹介します。

結構長いブログ記事になってしまいましたが、読んでもらえたら英語の語順だけでなく、英語の基本を分かってもらえると思います。それだけ気合入れて分かりやすく書きました。熱い想いも語ってます!(恥)
クイズもあるので、ぜひ挑戦してみて、最後まで読んでください!!

Index

英語文の基本

まず、英語文には2種類あります。

1つ目がbe動詞の文
2つ目が一般動詞の文

「え?これだけしかないの?」と驚かれるかもしれません。
一応、基本的には2種類の文で成り立っています。

実際に普段から使われている英語文は複雑に見えたり聞こえたりしますが、このbe動詞の文一般動詞の文が混ざり合って文章が構成されています。混ざっている文は後ほど見ていきましょう。

英語文の中には、
どのような言葉がここに来る」
という語順が大体決まっています。
その順番に沿って知っている単語を当てはめれば、ある程度の基本的な英語は分かるようになります。

とは言え、be動詞と一般動詞の2つは文が構成されているものが違います
なので、まずはbe動詞から見ていきましょう。

be動詞の文の構成

be動詞の文では、どんな人・物あるいは人・物の状態かを表す文です。

文章を見る前に、be動詞の種類のまとめておきます。

主語現在形過去形
Iamwas
you / theyarewere
he / she / itiswas

主語時制(現在や過去、未来)によってbe動詞は変わります。しっかりと覚えておきましょう。
時制とは、現在のことを言っているのか過去のことを言っているのかっていう感じですね。
未来形は少しややこしいので今回は省略します。

では、be動詞の文章を実際に見ていきましょう。

【どんな人・物
I am a singer.     (私は歌手です)
He is an office worker. (彼は会社員です)
My car was Toyota.   (私の車はトヨタでした)
They are American.  (彼らはアメリカ人です)

【人・物の状態】
You are tired.   (あなたは疲れている)
She is sleepy.   (彼女は眠い)
This toy was new. (このおもちゃは新しかったのに)
That dog is hungry. (この犬はお腹ぺこぺこ)

主語をどんな人・物/どんな状態と説明しているのがBe動詞の文になります。
もっと分かりやすいように単語に区分してみてみましょう。

※今回は分かりやすくbe動詞にも訳をしていますが、本来ならしないほうがいいと思います。
 あくまで今回は特別に訳をおいておきます。

主語Be動詞どんな人/どんな状態
それは
It
だった
was
事故
an accident.
It was an accident.
その旅行者は
The tourist
です
is
フランス出身
from France.
The tourist is from France.
彼らは
They
です
are
宇宙人
aliens.
They are aliens.
一輪車に乗ることは
Riding an unicycle
です
is
難しい
difficult.
Riding an unicycle is difficult.
あなたは
You
かった
were
機嫌が悪い
grumpy.
You were grumpy.
人生は
Life
です
is
短い
short.
Life is short.

主語=どんな人物・物
主語=どんな状態

これらが成り立ちます。
ということは、
「They are aliens」 は 「They = aliens」
「You were grumpy」 は 「You = grumpy」
と言うことですね。

主語 + be動詞 + どのような人・物 
              どのような状態

一般動詞の文の構成

一般動詞では、動作を表す文です。
「走る」「話す」「電話する」など動作を表します。

【どんな動作
I sing a song.  (私は歌を歌う
He plays soccer.  (彼はサッカーをする
The dog woke up. (その犬は起きた
They take a walk.  (彼らは散歩をする

動詞にもいろいろあって、簡単にその単語だけで分かる動詞の文があります。
例えば、

I run.   (私は走る)
I slept. (私は寝た)

などの英語文では、動詞の後に何も付けなくても意味が通じる文章になりますよね。
しかし、動詞の後には、いろんな情報を付け加えなければならないことがあります。
例えば、

I send. (私は送る
I broke.(私は壊した

「私は送る」
「私は壊した」
だけでは「誰に」とか「何を」か伝わりませんね。

I send a present to my son. (私は息子にプレゼントを送る)
I broke a vase. (私は花瓶を壊した)

と動詞の後に「何かを」とか「誰に」などを付け加えたらよく分かる英語文になりますね。
動詞の後につけるものを今は「目的語・補語」として表しておきます。
今回は分かりやすく説明するために動詞の後に目的語・補語というのを付け加えると覚えてください。

では、目的語・補語を付けて英語文をみてみましょう。

主語動詞目的語 / 補語
私は
I
食べる
have
朝食を
breakfast.
I have breakfast.
彼女は
She
旅行する
travels
オーストラリアへ
to Australia.
She travels to Australia.
彼は
He
電話をした
called
私に
me.
He called me.
その猫は
The cat
歩く
walks
フェンスの上を
on a fence.
The cat walks on a fence.
私の息子は
My son
大好きだ
loves
テレビゲームが
video games.
My son loves video games.

これで一般動詞の基本的な英語文がどのように作られているか分かってもらえましたかね?
動詞によって目的語・補語の形が変わったりすることがありますが、基本的にはこの順番で覚えてもらったらいいです。

主語 + 動詞 + 目的語・補語


しかし、動詞自体かなりややこしく、現在形、過去形、過去完了など、時制によって形が変わるので覚えるのがメッチャ大変です。「まだ初心者だよ」って方は気にしなくてもいいですが、ある程度分かっている方は動詞の変化も後から見てみてください。

もっと情報をつけ加える英語文の順序

今までの英文はかなりシンプルでしたね。
でも、もっと詳しく英語文を話したいときはどうしたらいいか。
さっき紹介した目的語・補語をどんどん付け加えていくと、もっと詳しい英語文になっていきます。
では、目的語・補語をさらに詳しく見ていって、実際にどの順番で英語文を作っていくか説明していきます。

上の順番で情報を付け加えていけばもっと詳しい英語文を作ることができます。

実は英語を話せる人はこのパターンを元に英語文を作っています!!
このパターンを頭に叩き込んで、単語を当てはめて英語文を作っているのです。
では、またbe動詞の英語文から見ていきましょう。

be動詞の文をもっと詳しく

be動詞の文章にもっと情報を加えて詳しく表してみましょう。
例えば、「どこで」とか「いつ」とかの情報を加えていけば詳しくなりますね。

スクロールできます
主語be動詞どんな人/状態誰と/誰にどこでいつ
私は
I
いた
was
怒って
mad
彼に
at him
昨日
yesterday.
I was mad at him yesterday.
彼女は
She
だった
was
先生
a teacher
学校で
at school
5年前
5 years ago
She was a teacher at school 5 years ago.
その宇宙人たちは
The aliens
です
are
優しい
kind
人間に
to humans
いつも
all the time
The aliens are kind to humans all the time.
彼は
He
です
is
幸せ
happy
彼女と
with her


now
He is happy with her now.
その猫は
The cat
いる
is
屋根の上に
on the roof
The cat is on the roof.

一般動詞の文をもっと詳しく

次は一般動詞の文について見ていきたいと思います。

しかし!!

一般動詞の文は少し大変です。なぜなら、
動詞によって目的語・補語としたものの順序が入れ替わってきます
それは地道に覚えていくしかないんですよね。
なので、動詞にも注目して順番を見ていってください。

では、実際に文章を見ていきましょう。

主語動詞何を誰に誰とどこで/
どこに
いつ/
時間
私は
I
書いた
wrote
手紙を
a letter
彼に
to him
学校で
at the school
2日前
2 days ago
I wrote a letter to him at the school 2 days ago.
あなたは
You
くれる
give
お菓子を
a snack
私に
to me
車の中で
in the car
毎月曜日に
on Mondays
You give a snack to me in the car on Mondays.
彼は
He
食べた
had
朝食を
breakfast
彼女と
with her
部屋の中で
in the room
昨日
yesterday
He had breakfast with her in the room yesterday.
彼女は
She
働く
works
一緒に
together
職場で
at an office
毎日
everyday
My brother played a video game in his room for 2 hours.
兄弟が
My brother
して遊んだ
played
ゲームを
a video game
彼らの友達と
their friends
彼の部屋で
in his room
2時間
for 2 hours
My brother played a video games in his room for 2 hours.

これらの文は一般的によく使われる語順になります。基本中の基本って感じですね。

動詞によっては目的語・補語の順番が変わると言いましたが、以下が順番が変わる例です。語順が変わっているので注目して見てみてください。

主語動詞誰に何をいつ
私は
I
尋ねる
ask
あなたに
you
いくつかの質問を
some questions
I ask you some questions.
彼らは
They
あげる
give
彼に
him
誕生日ケーキを
a birthday cake
彼の誕生日に
on his birthday
They give him a birthday cake on his birthday.
主語動詞どこへ誰と方法いつ
私は
I
行った
went
京都へ
to Kyoto
父さんと
with my dad
車で
by car
先週の日曜日
last Sunday
I went to Kyoto with my dad by car yesterday.
私は
I
訪れる
visit
日本へ
Japan
友達らと
with friends
毎年
every year
I visit Japan with friends every year.
友達は
My friend
来た
came
私の家へ
to my place
歩いて
on foot
昨日の夜
last night
My friend came to my place by foot last night.

「いつ」の時間を言うときは、「いつ」を文頭に持ってきても問題ありません。
例えば、
Tomorrow,I go to school.」
(明日、学校へ行くよ)

Yesterday, you went to Disneyland」
(昨日、あなたはディズニーランドへ行った)

など、言うことができます。
また、「日付」と「時間」の順番はどっちが先でも大丈夫です。
例えば、

「on Wednesday at 10 am
at 10 am on Wednesday」

と入れ替えても大丈夫です!

一般動詞の英語文の語順を紹介しました。
全部の英語文がこれに当てはまるかといえばそうではないです。
でも、基本的な英語文だとこの順番を覚えておけば、ある程度は英語文を作ることができます。

be動詞の文と一般動詞の文の混合

冒頭で、普段使われている英語はbe動詞の文と一般動詞の文が混ざり合っていますと言いましたね?
なので、それを見ていきたいと思いますが、順序や目的語・補語は今まで紹介したように使えます。
文と文をつなぐ接続語などが出てきますが、どのような意味か、どのように使えるか覚えられるのだったら覚えちゃってください。

I am hungry so I eat snacks.
(お腹空いたからお菓子食べる)

主語be動詞状態接続語主語動詞何を
私は
I
です
am
腹ペコ
hungry
だから
so
私は
I
食べる
eat
お菓子を
snacks

He watches movies when he is bored.
(彼は暇なとき、彼は映画を観る)

主語動詞何を接続語主語be動詞状態
Hewatchesmovieswhenheisbored

We went to Kyoto with my family last weekend because it was Autumn leaves season.
(私たちは先月、紅葉の季節だったので家族で京都に行った)

主語動詞どこへ誰といつ接続語主語be動詞状態
私は
I
行った
went
京都へ
to Kyoto
家族で
with my family
先月
last month
なぜなら
because
それは
it
だった
was
紅葉の季節
Autumn leaves season

be動詞と一般動詞を組み合わせてみました。
結構長い文章になりますね。でも、今まで見てきた英語文の順番や目的語・補語の内容などは変わっていません。

クイズ

では、ここで皆さんがきちんと英語文を構成できるかクイズをしてみましょう。
ランダムに羅列された英単語を正しい順番に置き換えてみてください。
今まで見てもらった通りに単語を置き換えるだけで正しい英語で表現できるはずです。
ヒントも用意していますが、最初からヒントを見るのではなく、どうしても分からなければ見てください。
クイズはドンドン難しくなってきますので、何問正解できるか挑戦してみてください!

1問目

私はお腹がいっぱいです。

full / I / am

ヒント

主語 + be動詞 + どんな状態

正解はここをクリック!

正解: I am full.
主語 + be動詞 + どんな状態

2問目

彼女は自転車に乗ります。

a / rides / she / bicycle

ヒント

主語 + 動詞 + 何に

正解はここをクリック!

正解: She rides a bicycle.

主語 + 動詞 + 何に

3問目

私は毎日母に電話をする。

my mom / I / every day / call

ヒント

主語 + 動詞 + 誰に + いつ

正解はここをクリック!

正解: I call my mom every day.

主語 + 動詞 + 誰に + いつ

4問目

友達と去年、ディズニーランドに行った。

Disneyland / with my friend / last year / I / went to

ヒント

主語 + 動詞 + どこへ + 誰と + いつ

正解はここをクリック!

正解: I went to Disneyland with my friend last year

主語 + 動詞 + どこへ + 誰と + いつ

5問目

私は弟と家で1時間テレビゲームをしました。

video games / at home / played / for an hour / with my younger brother / I

ヒント

主語 + 動詞 + 何を + 誰と + どこで + いつ

正解はここをクリック!

正解: I played video games with my younger brother at home for an hour.

主語 + 動詞 + 何を + 誰と + どこで + いつ

英語を話したい人へ

ここまで熟読してもらえれば英語文の構成が大体理解してもらえたかなと思います。
しかし、残念ながら文の構成が分かったからと言って、すぐに話せるわけではありません。
なぜなら、

理解できる ≒ 話せる

だからです。

会話の中で、英語文の構成を思い描いてスラスラ話すのはとても大変だし、難しいです。
「じゃーどうしたら話せるようになるの?」と思う方も多いと思いますが、やはり話せるようになるのは慣れの方が大切だと思います。

例えば、自転車に乗れるようになるために練習するとしましょう。
「まずは右足を漕ぎ出して、ハンドルを動かして曲がって、ブレーキをかけて止まって…」
最初は頭でしっかりと順序立てて考えながら練習しますよね?
そして、自転車に慣れてきたら「次は左足を動かして…」なんていちいち考えながら乗りませんよね?
「どのように漕ぐのか」を考えずに、「次はどの道を行こうかな?」とか考えながら進めます。

英語も一緒で、
最初は「動詞の後はこの単語が来て…」って考えながら話さなければなりません。
でも、話すのに慣れてきたら語順をあまり集中せずに、「何をどのように伝えよかな」と伝える内容に重視できるのです。

だからこそ慣れるため、文の構成を理解した上で英語を口ずさむ発声が大切です。

その練習の1つとして、自分で日常起こったことを英語文の構成を思い浮かべて口ずさんで練習する。
例えば、自分の日常で言えば、

I wake up at 7 am today. 
(朝7時に起きる)

And I wash my face and brush my teeth. 
(そして、顔を洗って歯磨きをする)

Then, I have breakfast at 7:30.
(そして、7時半に朝食を食べる。)

I leave home after breakfast.
(ご飯を食べたら家を出る)

というように独り言で口ずさんでみる。
あるいは今、自分のしていることを口ずさむ。
例えば、料理をしているとき、

I chop an onion and boiling water.
(玉ねぎを切って、お湯を沸かす)

I put miso and the onion into a pot and then stir it.
(味噌と刻まれた玉ねぎを鍋に入れて混ぜる)

と言うように口ずさんでみる。
分からない単語があれば自分で調べる。
それを繰り返すことによって積み重なり、慣れになってきます。

要するに英語文の語順を知って構成を理解する、と言うことは英語を話すために必要なファンデーション、つまり基礎の部分ということになります。なので、ここで紹介したのは英語の基礎で、英語で表現するためには必要最低限覚えておかないといけないものになります。

そして!!

英語を話したいと学び始めた方にはいろんな試練があります。

  • 知らない数々の単語
  • 副詞や助動詞などの品詞
  • 関係代名詞
  • 過去分詞
  • イディオム(pick up, look forなど)を覚える
  • フレーズを覚える
  • 発音
  • リスニング

など、たくさん覚えたり調べたり迷ったり嫌になったり辞めたくなったりするかもしれません。
これを見たら「こんなにもあんの?」と絶望する人もいるかもしれません。

でも、自分は決してみなさんのやる気を削ぎたい訳ではないんです。
「じゃーなんでこんなこと言うねん?」って思うかもしれませんね。

それは、
「英語は決して簡単なものではなく、英語をものにするには時間がかかる」と言うことを知ってもらいたいからです。
なので、諦めないでください。勉強し続けてください。話し続けてください。
1年後、2年後、外国人の友達と英語で話している自分の姿を想像してみてください。

すると、少しづつかもしれませんが、スラスラ話せるように必ずなります。
自分も英語0から始めて14年、スラスラ話せるようになっています。
今でも、知らない単語がたくさんあって、調べたり覚えたりしています。
もし、自分が途中で諦めていたらこんなに話せないですし、英語を通じて出会った多くの人たちにも出会えてなかったかもしれません。
英語を話せると間違いなく、世界が広がります。
英語が話せる日が来る自分のために勉強してもらいたいと思います。

熱く語ってしまいましたが、全く英語を話せなかった自分が、英語でコミュニケーションが取れて、世界が広がる素晴らしさを感じることができて、それをみなさんにも感じてもらいたいという思いからブログを書き続けています。

まとめ

今回は、英語文はどんな語順で、どんな感じに成り立っていて、どのように組み立てたら良いか紹介しました。

このまとめを読んでくださってるということは、内容も読んでいただいたと思いますが、やっぱり英語で文章を組み立てるって結構難しいですよね。
それは、日本語と文章の組み立てと語順が違うし、単語もどう使っていいかどうかわかりにくいですもんね。
それでも、この英語文の構成を頭に叩きつけて、単語を知っていって自由に使いこなせる。そして、英語を口ずさむ練習をしていって慣れてくれば英語は必ず話せるようになります。

でも、
「なかなか一人では大変」
「英語を話す機会がなかなかない」
と悩んでいると言う人もいると思います。

そんなときは、オンライン英会話がおすすめです。
オンライン英会話がおすすめなのは理由はたくさんあります。

  • どこにいてもレッスンが受けられる
  • 継続する意思が強くなる
  • 自分の都合のいい時間に受けられる
  • 専門性の高い講師やネイティヴの講師によるレッスン
  • 自分の目的に合ったコースを選ぶことができる

といったメリットがずらり!!
本気で英語を話したいのであれば無料体験レッスンもあるので、一度受けてみてはいかがでしょうか?

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