これを言っちゃうと失礼になる?英語表現10選

英語を勉強しているとたくさんの単語やフレーズがありますよね。
実は、日本語訳では大丈夫そうな単語でも、英語の細かなニュアンスのせいで使ってしまうと相手に失礼になってしまう単語やフレーズがたくさんあります。
学校で習った英語でも簡単な英語でもあり得てしまいます。

知らずに使ってしまうと、相手に不快な思いをさせたり怒らせてしまったりする可能性もあります。
せっかく英語を勉強して一生懸命に単語やフレーズを覚えて話して、知らなかったと言えど、相手に不快になってもらいたくないし、第二言語でもできるだけ避けたいですよね。

失礼な言い方になってしまう英語フレーズとその代わりにどう言えばいいのかを紹介していきます。
また、ちゃんとした使い方を知っていれば使っても大丈夫なので、しっかりと覚えておきましょう。

これから紹介する全てのフレーズは言ってしまうと絶対に失礼というわけではないです。
「言い方」「表情」「場面」「相手」「声のトーン」によって失礼な印象を与えてしまっている可能性があるということです。

あと、あくまで自分の指数ですが、言われて感じる失礼度指数も5段階評価で表してみます。
ネイティヴの失礼度指数は違うかもしれませんので、参考程度にしておいてください(笑)

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失礼になっちゃうかも英語フレーズ

I don’t care

意味:意関係ないね
失礼度指数:★★★★☆

このフレーズは英語が堪能でもない人でも使ってしまっているイメージがありますが、場合によっては失礼度指数はめっちゃ高いです。かなりストレートな表現になっちゃいます。
よく使われてしまう場面としては、

「What do you want for lunch?」(昼食何食べたい?)
「I don’t care」(なんでもいいわ)

優しさで何が良いか聞かれてるのにこんな返事されたら「ムッ」としません?
なので、気をつけましょう。

ではなんと言えばいいかというと、

「Anything is ok」(なんでもいいよ)
「I don’t mind anything」(どんなんでも構わないよ)

I want to have pizzas for dinner.
(夜ご飯にピザ食べたい)

I don’t mind anything.
(構わないよー)

Sit down, please

意味:座りなさい
失礼度指数:★★★☆☆

日本人にとって「please」は「〜してください」って習った気がしますよね?
でも、「sit down」の場合はpleaseをつけても命令口調になってしまいがちになってしまいます。
高圧的な感じで「座りなさいよ」っていきなり言われたら「え?」ってなっちゃいますよね(笑)

このフレーズはどんな状況でも使わない方がいいです。
では、なんと言えばいいかというと、

have a seat(座ってね)

ちなみに、他のフレーズ、例えば「Think about it pealse」(考えてみて下さい)などならpleaseをつけても威圧的にならないので言っても大丈夫です。

Have a seat, please.
(座ってください)

Why did you come to Japan

意味:なんで日本きたん?
失礼度指数:★★★☆☆

「なぜ」と聞くと真っ先に「Why」の単語が思い浮かべる人も多いかもしれませんね。実は「why」という言葉は少しキツい言い方になってしまう可能性があります。初対面の外国の方に「Why did you come to Japan?」と聞いてしまう人もいるかもしれませんが、それだと「日本に(わざわざ)何しにきたん?」って聞かれているように感じる人もいます。

なので、道端やいろんなシチュエーションで外国人の人に「何しに日本へ来たんですか?」と聞きたい場合は次のフレーズを使ってください。

What brought you to japan?

この表現は直訳すると「何があなたを日本へ連れてきたの?」となって、なんで日本へ来たの?と聞くことができます。

What brought you to japan?
(何しに日本へ来たんですか?)

I came here to make sure that samurai doesn’t exist anymore.
(私は侍がもう存在しないのか確かめたかったらここへ来ました。)

What

意味:は?
失礼度指数:★★☆☆☆

相手の言ったことが聞こえなかったり理解できなかったら「何?」って聞き返しちゃいますよね?
英語で「何?」は「what」、でもこれだけ使ってしまっては「は?」とちょっと冷たく聞いているように聞こえてしまうことがあります。

言い換えるとしたら「sorry?」と聞き返すのがいいです。
と言っても自分も咄嗟に「what?」と聞き返してしまいますが、言い方(トーンや表情)に気をつけて言ったりしています。

Did you @*(&%#($*?
(あなたは@*(&%#($*?)

Sorry? What did you say?
(何て?何て言ったの?)

I don’t know

意味:知らんで!!
失礼度指数:★★☆☆☆

例えば、何かを聞かれて、分からなかった時に「I don’t know」(分かりません)と言ってしまいがちだと思います。多分、英語が話せない人でも「I don’t know」と言ったことがあるかもしれませんね。

でもこれも言い方によっては失礼になってしまうことがあります。
咄嗟に出てしまうし、これ以外の答え方が分からないこともありますよね?
では、言い換えのフレーズは、

I’m not sure.

I can’t remember the title of this music.
(この曲のタイトルが思い出せない)
Do you know this title?
(このタイトル知ってる?)

I’m not sure.
(分かんないや)

Can you speak Japanese?

意味:日本語話すことできるの?
失礼度指数:★★★☆☆

「can」は「〜することができる」という意味として習いましたよね?
でも、例えば「日本語を話すことができるの?」と聞きたいときは、canを使わないようにしましょう。
もし、「3ヶ国語話せるんだ!」と聞いて、「何語を話せるの」というときは「What language can you speak?」と聞くことができます。

でも、日本にいる外国人や日本に興味がある外国人に対して、「日本語を話せるの?」と聞きたい場合は次のフレーズを使ってください。

Do you speak Japanese?

Do you speak Japanese?
(日本語話せるの?)

Yes, I do.
(話せるよ)

You had better

意味:〜した方が身のためだぞ
失礼度指数:★★★★☆

あまり聞かないフレーズかもしれませんね。
でも、英語を勉強したり覚えたら使ってみたくなったり「これ習ったから使える」と思ってしまうかもしれませんね。でも、気をつけてください。

これもかなりどストレートな表現でキツくなってしまいます。
なので「should」を使うようにしましょう。
「should」は日本語で「〜するべき」と習って少しキツい言い方に聞こえますが、「〜した方がいいよ」っていう感じなので、そんなにキツい言い方にはなりませんので、アドバイスするときは「should」を使うようにしましょう。

I caught a cold.
(風邪気味だー)

Oh, you should drink a lot of water and sleep soon.
(たくさん水飲んで寝た方がいいよ)

That’s enough

意味:いい加減にしろよ
失礼度指数:★★★★★

場面で全く伝わり方が違うフレーズの一つです。
例えば、料理をしていて調味料を入れる加減を聞いて「That’s enough」(それで十分だよ)とカジュアルにいうことができます。

しかし、ケンカとかネガティヴの場面で言ってしまうと「いい加減にしてよ」と伝わってしまうので注意が必要です。

もし、使い方に注意したい場合は、次のように使ったり違う言い方すると間違いはないでしょう。

I think that’s enough.
I’m ok.

Do you think this much salt is OK?
(これぐらいの塩でいいと思う?)

I think that’s enough.
(それぐらいでいいと思うよ)

No, thank you 

意味:いらないんだけど
失礼度指数:★★☆☆☆

「No thank you」も学校では「いいえ、結構です」と習った記憶ありませんか?
でも、これも場面や言い方によっては「いらないよ」と聞こえてしまう可能性があります。

なので、失礼に聞こえないように、次のように返しましょう。

I think I’m ok. (大丈夫だと思います)
I’m good. Thank you.(大丈夫です。ありがとう)

Do you want more sugar for coffee?
(コーヒーにもっと砂糖欲しい?)

I’m good. Thank you.
(私は大丈夫よ。ありがとう)

Do you understand?

意味:お前、理解できた?
失礼度指数:★★☆☆☆

会話中に「言ったことは通じてるかな?」とか「分かってもらえたかな?」って思うときありますよね?
特に、英語に慣れていない人や英語に不安がある人は心配になってしまってしまうことがあって聞きたくなります。

でも「Do you understand?」はこれも直球ど真ん中にストレートを投げ込んでいる感じですね。
絶対にビジネス中やお客さん相手に言ってしまわないようにしましょう。

なので、次のフレーズで聞いてみましょう。

Does it make sense?
(意味分かりますか?)
Makes sense?
(付いてきてる?)←かなりカジュアル

Does it make sense?
(意味分かります?)

Yeah, makes sense.
(うん、大丈夫だよ)

まとめ

今回は場合によっては失礼になってしまうかもしれない英語フレーズを紹介しました。
下のようにまとめてみました。

失礼かもフレーズこれなら大丈夫フレーズ
I don’t careI don’t mind
Sit down, pleaseHave a seat, please
Why did you come to Japan?What brought you to Japan?
What?Sorry?
I don’t knowI’m not sure
Can you speak Japanese?Do you speak Japanese?
You had better You should
That’s enoughI think that’s enough
No, thank youI’m good. Thank you.
Do you understand?Does it make sense?

英語は日本人にとって第2言語にあたる人が多いので、細かいニュアンスまで分からず使ってしまうことがあります。
いくら第2言語だからって使っていい訳ではありませんよね。
できるだけ失礼な表現を避けて、たくさんコミュニケーションをとってもらいたいと思います。


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