【can】と【be able to】の違いはこれで完璧!!分かりやすく比較

英語を勉強していて、違いが分からない1つの表現として出てくるのが「can」「be able to」の違いですね。
二つとも「〜できる」って学校で習ったけど、どう使い分けたらいいねん!どんな違いがあんねん!
って感じですよね。

実は、2つの「〜できる」にも少し違いがあるので、今回はそんな二つの違いや使い方を分かりやすく説明します。

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「can」と「be able to」の意味

「can」と「be able to」はどちらもできる(可能)という意味があります。

・I can cook.
・I am able to cook.

どちらも「私は料理ができる」という日本語訳になりますね。
しかし、同じ「できる」でも使い方やニュアンスが違うので、それを紹介していきますね。

「Can」と「be able to」の違い

では、その違いについてそれぞれ解説していきます。

ニュアンス

【can】

上手くできる」というニュアンスが強く含まれています。
例えば、

I can cook.

「(上手に)料理ができるよ」という意味合いが込められます。

他には、

I can eat spicy food.

「(辛いものは得意で)食べることができるよ」というニュアンスも含まれてきます。

【be able to】

上手にできるというより、「できる能力がある、性能がある」というニュアンスが含まれてきます。
例えば、

I am able to cook.


上手かどうかは別として、野菜の切り方や焼き方を知っていて、料理ができるよという意味合いが含まれています。

時制

【can】

現在形でしか使うことができません。

× I will can cook.

○ I can cook.

過去形では、「could」を使うことができます。
また、couldは「〜できた」の他にも、現在のことで「can」よりも低い可能性という用法があるので使い方に注意。

I could cook last night.
(昨晩、料理できた)[過去]

I could cook tonight.
(今日、料理できる)[可能性]

【be able to】

現在形でも未来形でも過去形でも使うことができます。

(未来形)
I will be able to cook.

(過去形)
I was able to cook.

「(将来)できるようになる」
「(過去に)できた」
ということができます。

助動詞としての違い

助動詞とは、動詞を助ける役割のあるもので、種類としては

can(〜できる)
will(〜だろう)
may(かもしれない、してもよい)
might(かもしれない)
should(〜すべき)
would(〜でしょう)
(※他にももっとあります。)

などがあり、「can」も助動詞のうちの1つです。

【can】

「can」は他の助動詞と一緒には使えず、「can」自体で使わなければいけません。

× I may can cook.

○ I can cook.

【be able to】

「can」以外の助動詞に使うことができます。

I should be able to cook.
(料理できるべきだ)

I might be able to cook.
(料理できるかもしれない)

助動詞と組み合わせることによって表現の幅が一気に広がります。

丁寧さ

【can】

カジュアルに使うことができます。
気軽に使うことができます。

【be able to】

少し堅苦しい使い方になります。
友達同士ではあまり使われません。

主語の違い

【can】

人や動物、物に関わらず、「it」や「that」でも主語にすることができます。

The car can climb the steep slope.
(その車は急な坂も登れる)

That can be counted.
(数えられる)

【be able to】

「it」や「that」などは使うことができません。また、主語によって「be」の形が変わります。

You are able to speak the Kansai dialect.
(あなたは関西弁を話せる)

The robot is able to take the stairs.
(そのロボは階段を登ることができる)

まとめ

今回は「can」「be able to」の違いについてまとめました。
それらの違いは下にまとめてみましたが、こう見ると結構な違いが見られますね。

canbe able to
ニュアンス上手にできるできるスキルがある
時制未来形にできない未来形でも過去形でも使える
助動詞「can」しか使えない他の助動詞と使える
丁寧さカジュアル少しフォーマル
主語の違い何でも主語にできる基本的に人や動物だけしか主語にできない

「〜できる」というだけでもこれだけ違いがあるのは大変ですね。
でも、日常会話で使われるのは、ほぼほぼ「can」の方です。
「be able to」を使うときは仕事や目上の人と話すとき、助動詞と一緒に使うときぐらいの比率なので、友達と話すときは「can」をメインにして使ってもらったらいいと思います。

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