【英語】「get」を使いこなせると表現力が爆上がりする

「get」は「(何かを)得る」という意味で中学生で初めの方に習う単語の一つですね。
今では小学校の英語教育でも出てくるんじゃないですかね?

しかし、そんな身近な「get」を使いこなせている人はどれほどいるのでしょうか?

実は、「get」は「(何かを)得る」だけではないんですよ!
ネイティヴは日常に「(何かを)得る」以外の使い方でも話しています。
自分も「get」は便利すぎて使わない日はないんじゃないかっていうぐらい使っています。

「(何かを)得る」という意味以外で使われることが多すぎて「これはみなさんに知ってほしい!!」と今日はそんな「get」の使い方について紹介していきたいと思います。

このブログはこんなヤツが書いてます!

2010  渡米 
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2011  ロサンゼルス
     ハリウッド俳優・モデル活動

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2023  英語の講師として活動開始
     ブログ発信を開始

英語ゼロの状態で留学

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「get」のさまざまな使い方

先ほどは「get」は「(何かを)得る」だけではないとお伝えしました。
例えば、「get」と前置詞(inとかonとか)を使っていろんな意味になったり「〜の状態になる」というときに使ったりする超便利な単語なんです。

(何かを)得る

これが一番基本的な使われ方ですね。
英語はイメージが結構大切になってきます。「get」のイメージは何らかの手段で「自分のものになる」という感じのイメージを持っておくといいと思います。

I get a chance to prromote.
(昇進するチャンスを得る)

I got a new car.
(新しい車を手に入れた)

〜してもらう

人に何かをしてもらうときに「get」を使って表現することができます。
この場合は、他の人がするというより、自分がしてもらうということを強調したいときに便利です。

I got my hair cut.
(髪を切ってもらった 髪を切った)

I got my car fixed.
(車を直してもらった)

もし、別の言い方(他の人がする)を見てみると次のようになります。

The hairstylist cut my hair.
(美容師が私の髪を切った)

The car mechanic fixed my car.
(整備士が俺の車を直した)

〜される

「〜される」という受動態の表現で表されますが、実際には「〜になる」と訳した方が自然なときもあります。

本来であれば、受動態はbe動詞+過去分詞で表されますが、get+過去分詞で表される方が感覚的に多い気がします。

英語の場合、自動詞の「〜する」や他動詞の「〜させる」という意味の単語があります。
その他動詞の「〜される」を自分に向かっての意味を出すために「get」を使って表します。

I got infected covid.
(コロナに感染させられた  コロナに感染した)

infect : 感染する(自動詞)、感染させる(他動詞)

I got excited.
(興奮させられた 

excite : 興奮する(自動詞)、興奮させる(他動詞)

get + 前置詞

get+前置詞でいろんな意味が出てきます。これをイディオムといいます。
イディオムは英語学習者泣かせの厄介者ですが、イディオムじゃないと表せないものもあるし、よく使うものは自然と覚えていくので、積極的に使ってみてください。

イディオム意味例文
get on乗るLet’s get on the train.
(電車に乗るよ)
get off降りるThe next bus stop is the one we get off.
(次のバス停で降りるよ)
get in入るI get in a bath every day.
(毎日湯船に入る)
get out出るGet out of here!
(ここから出ていけ!)
get up起きるLet’s get up.
(さぁ、起きようか)
get down伏せるWatch out!! Get down!!
(危ない! 伏せろー!!)
get through通りぬけるCan I get through here?
(ここを通り抜けてもいいですか?)
get byそばを通るI have to get by the aggressive dog on the street.
(凶暴な犬のそばを通らないといけない)
get along with仲良くなるMy dog and my friend’s dog got along with.
(私の犬と友達の犬は仲良くなった)
get back戻るI got back from the business trip.
(出張から帰ってきた)

〜に行く、〜に到着する

「go」という単語を聞くと「行く」という意味を考えますよね。「get」はそこに「着く」という意味で使われます。
なので、ある場所へ向かうという意味でも「get」「go」は密接な関係にあります。

【getの場合】
I almost get to the building.
(もうすぐそのビルに着く)

Do you know how to get to the building?
(そのビルへの行き方って知ってる?)

I got home early last night.
(昨日は早く家に帰った)

【goの場合】
I go to the building.
(そのビルに行く)

「get」でその場所へ向かうと言いたい場合、一般的に「get to〜」と言います。「to」を付けます。

しかし、homeやthere、hereなどの抽象的な場所の場合は、「get home」や「get there」など「get」の後に「to」は付けないので注意!

分かる、私がするよ

これも日常でめっちゃ使われる表現の1つです。

「分かった、了解したよ」とカジュアルに使えます。
また、何か頼まれたときや「任せとき!」というときにも使えます。

I get it. / I got it.
(分かったよ)

I don’t get it.
(理解できないよ)

”Ding Dong.”
(ドアベルが鳴る音)
I get it.
(僕が出るよ)

〜に慣れる、〜するのに慣れる

日本語でも、会話の中で「〜に慣れた」とか「〜するのに慣れる」とか話しますよね!
その会話も「get」を使って言い表すことができます。
そのときに自分の周りの環境が変わったとかではなく、「自分自身が〇〇に慣れた」というときに使います。

Get used to 名詞
(〜に慣れる)

Get used to 〜ing
(〜することに慣れる)

I got used to the cold weather.
(寒い天候に慣れた)

She is getting used to driving a car.
(彼女は運転することに慣れてきた)

まとめ

今回は「get」の使い方についてまとめてみました。
「get」は日常で本当にたくさん使う単語で、便利な単語です。

  • (何かを)得る
  • 〜してもらう
  • 〜される 〜になる
  • get+前置詞
  • 〜に行く、〜に到着する
  • 分かる、私がするよ
  • 〜に慣れる、〜するのに慣れる

簡単な単語ですが、「get」だけでこれだけ表現できるんですよ!

簡単な単語ですが、使い慣れるには時間がかかります。
逆に使わなければ、「get」の使い方に慣れず、これだけの表現ができないですよね。

ですので、しっかりと発音して練習してください!

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