【英語】体の部分が意外な「動詞」になる驚きの20選

英語の単語の中には、名詞でも意外な使い方ができる動詞があります。

今回は、体の部分が意外な動詞になるというものを集めてみました。
普段結構使う動詞から使っているのを聞いたこともない動詞も取り上げてみました。
やはり体の部分の名前だけあって、その部分と意味が関連しているものが多くて面白いので、話のネタにしたりネイティヴの友達に実際に使ってみたりすると楽しいかもしれません。

ぜひ、体の名前がどんな動詞になるのか想像しながら見てみてください。
それぞれの動詞の意味がたくさんあり過ぎるものもあるので、実際に使えそうなものを厳選して紹介していきます。

ただし、一般的に普段は使われないものが多いので、必ずこのように使われるという保証はございませんので、1つのネタとして読んでいただけると幸いです。

以前にも同じような意外な使われ方をする動詞についてブログ記事にも書きました。もし、興味がある人は下のリンクからみて見てください。
前回の意外な動詞の使われ方は下のリンクから!


英語が話せるようになる「アクエス」
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意外な意味の動詞

独断と偏見になってしまいますが、今までの経験で動詞としてよく使っていた単語や聞いたことがある単語、全然聞いたことがない単語を星の数で表記していますので、それも参考にしてみてください。

よく聞く:   ★★★
聞いたことある:★★
聞いたこない: ★

Head(頭)

意味向かう、先導する
聞いたことある指数:★★★

体の中でも、この「head」は動詞としてかなり使うことがあります。
例えば、「今友達の家に向かってるよ」とかかなり使うことができます。

She headed to the store to buy some groceries.
(彼女は食料品を買いに店に向かった)

They headed for the mountains for a weekend getaway.
(彼らは週末の休暇に山に向かった)

He headed with my car.
(彼は私の車を先導した)

I am heading to the restaurant right now.
(今レストランに向かってるよ)

OK. See you later.
(分かった。後でね)

Face(顔)

意味直面する、向かい合う、顔を向ける
聞いたことある指数:★★★

これも結構使われる言葉ですね。
例えば、「今、困難に直面している」とかに使えます。

The baby turned to face me and smiled.
(その赤ちゃんがこっちを向いて笑った)

She has to face the difficulty.
(彼女は困難に直面しなければならない)

The house faces south.
(その家は南を向いている)

Face me. You have rice on your right cheek.
(こっち向いて。右のほっぺたにご飯粒ついてるよ)

Shoot!! Thank you for telling me.
(あら! 教えてくれてありがと)

Eye(目)

意味目で見る、注意深く見る、目をつける
聞いたことある指数:★

この単語は名詞でしか聞いたことないですが、なんか使えそうですね。
これも目で動作する単語の意味になりますね。
「eye」の代わりに「look」「see」「watch」が使われやすいです。

She eyed the tempting cake on the dessert table.
(彼女はデザートテーブルの魅力的なケーキをじっと見つめた)

The detective eyed the suspect with suspicion.
(刑事は容疑者を疑い深く見つめた)

The cat eyed the bird sitting on the windowsill.
ネコは窓辺に座っている鳥をじっと見た。

This product is what I eyed before.
(この商品は前から目をつけてたんだよね)

It looks useful.
(便利そうじゃん)

Nose(鼻)

意味(犬などが)鼻で嗅ぐ、(注意深く)進む、嗅ぎ回る、鼻で押す
聞いたことある指数:★

鼻に関係する動詞になりますね。
これも聞いたことないですが、動物のことを話すときに使えそうですね。
「nose」の代わりに「smell」が使われやすいです。

The cat nosed the door, wanting to go outside.
(ネコはドアを鼻で押して、外に出たがっていた。)

The ship nosed through the rough waves, heading towards the harbor.
(船は荒れた波を鼻先で突き進み、港に向かった)

The chef nosed the pot and checked if the soup was ready.
(シェフは鍋の中をかいで、スープができあがっているかどうかを確認した)

I nosed this curry but seems like spicy for me.
(このカレーを嗅いだけど、辛そうだ)

You should not eat because you will get a stomach ache later.
(食べない方がいいよ!後からお腹痛くなるよ)

Ear(耳)

意味耳に入れる、耳を傾ける
聞いたことある指数:★

使えそうな単語ですが、聞いたことありません。
やっぱり聞くとなると「hear」「listen」などが使われるので、聞くことが少ないのでしょう。

The spy earred the confidential conversation from the adjacent room.
(スパイは隣の部屋からの機密の会話を聞き取った)

The reporter earred the breaking news before anyone else.
(その記者は誰よりも早く最新のニュースを耳にした)

I ear my coworkers talk.
(私は同僚の話に耳を傾ける)

I eared the breaking news.
(最新のニュースを耳にしたんだけどさ)

Tell me about it.
(教えて)

Mouth(口)

意味口だけを動かして伝える、(食べ物を)口に入れる
聞いたことある指数:★

普段使えそうな単語ですが、これも聞いたことがありません。
口に言葉に関しては「tell」「say」などいろんな単語があるので普段使わないのかもしれませんね。

I mouthed that thank you to him.
(口だけを動かしてありがとうと彼に伝えた)

The baby almost mouthed and dropped food on the floor.
(赤ちゃんが床に落ちた食べ物をもう少しで口に入れそうになった)

She mouths hi when I meet her.
(彼女は私に会うときにハイと口だけ動かして伝える)

Did you notice that I mouthed a silent “thank you” across the room?
(部屋を横切ったときに無言の「ありがとう」に気がついた?)

Nope, I didn’t.
(いんや、知らない)

Lip(くちびる)

意味唇を当てる、そっと言う
聞いたことある指数:★

これも口に関する動詞になりますね。
しかし、これを聞いたこともないので、よっぽど使う機会はないかもしれませんが、使ってみても面白いかもしれませんね。

She always lips her baby’s forehead before the baby sleeps.
(彼女はいつも赤ちゃんが寝る前に赤ちゃんの額に唇を当てる)

The prince lipped the princess’s hand.
(王子は女王の手に唇を当てた)

My boyfriend lipped me that I had rice on my face.
(彼氏が顔にご飯粒ついてるよってそっと言ってくれた)

How should I drink wine?
(どうやってワインを飲んだらいい?)

First, smell the wine and lip on the glass then drink.
(初めに匂いを嗅いで、それからグラスに唇を当てて飲む)

Tongue(舌)

意味舌を使う、舐める
聞いたことある指数:★

これも使えそうな状況が多い気がしますが、使われているところを聞いたことがありません。
しかも、前から思ってたんですけど、なんかスペルがややこしくないですか?
発音はただの「タン」なのに、スペルが「タンぎゅえー」みたいなスペル(笑)

I tongued chocolate.
(チョコを舐めた)

The dog tongues the owner’s face happily.
(犬は飼い主の顔を嬉しそうに舐める)

He tongues and checks the texture of food.
(彼は下を使って食べ物の食感を確かめる)

I have an interview tomorrow.
(明日面接があるんだよ)

I know you are nervous because you tongue your lips many times.
(緊張しているでしょ!だって唇を何回も舐めてるもん)

Neck(首)

意味キスをする、飲み干す
聞いたことある指数:★★

なぜ首という意味の「neck」がキスをするとか飲み干すの意味になるんでしょうね?
これまでの単語は体の部分に関連してきた意味なのにこれは想像もできないですね。

We left the bar after necking some beer.
(私たちはビールを飲んだ後、バーを後にした)

The kid necked juice and went to play around in the park.
(その子どもはジュースを飲み干して、公園で遊びまわっていた)

The couple necked behind the building.
(そのカップルはビルの裏でキスをした)

Did you already neck your beer?
(もうビールを飲み干したの?)

Yes!! Beer is like water for me.
(うん! ビールは水みたいなもんだから)

Shoulder(肩)

意味肩に担ぐ、(仕事や責任を)負う、肩で押す
聞いたことある指数:★

これは日本語でも言いますよね!「これは君の肩にかかっている」みたいな上司とのやりとりみたいなイメージがるのは俺だけですかね?(笑)

My friends shouldered heavy furniture.
(私の友達たちは重い家具を肩に担いだ)

My coworker will shoulder my work in the future..
(同僚は将来、私の仕事を担うだろう)

A lady shouldered the door open.
(女性がドアを肩で押して開けた)

Did you get to shoulder the important project at work?
(仕事で大事なプロジェクトを担ったの?)

Yes!! I might get promoted later.
(うん! 多分昇進するね)

Arm(腕)

意味武装する
聞いたことある指数:★★

「arm」は腕という意味で使われる一方、武器として使われることがあってアメリカに住んでいたときは聞いたことありました。しかし、一般的に動詞ではあまり使われないみたいですが、使えなくはないみたいですね。
「army」は「軍隊」という意味なので、そこからきてるのかもしれませんね。

The police officers armed themselves with riot shields.
(警察官たちは暴動用シールドで武装した)

The hunters armed themselves with bows and arrows for the hunt.
(ハンターたちは狩りのために弓と矢で武装した)

The security guards were armed with tasers and batons.
(セキュリティガードはテーザーや警棒で武装していた)

Are you ready for the airsoft?
(サバイバルゲームの準備はいいか?)

Yeah, I already armed myself with the airsoft gun!
(おう、エアガンをもう装備したぜ!)

Elbow(肘)

意味ひじで押す、(ひじで)無理やり押し通す
聞いたことある指数:★

これも聞いたことがありません。押すなら「push」を使ってしまうからですかね。
でも、言いたいことで「ひじ」を強調したいならこの単語を使えるかもですね。

The guy elbowed people on the street.
(彼は通りの人々をひじで無理やり押し分けて進んだ)

The boy elbowed the elevator bottom.
(男の子はエレベーターのボタンを肘で押した)

He elbowed the window open to let in some fresh air.
(彼は新鮮な空気を入れるために窓を肘で開けた)

OMG!! Too crowded here.
(やべぇ! めっちゃ混んでる)

Let’s elbow people here.
(無理やり押し通ろう)

Hand(手)

意味手渡す、提出する
聞いたことある指数:★★★

この単語は結構聞きますが、前置詞などをつけて動詞にするイディオムとして使うことの方が多いです。
例えば、「hand out」で「〜を配る」で「hand out papars」などということができます。

She handed me the book she had borrowed.
(彼女は私に借りていた本を手渡してくれた)

She handed in her resignation letter to her boss.
(彼女は上司に辞表を提出した)

The chef handed off the completed dish to the server.
(シェフは完成した料理をウェイターに手渡した)

I hand you this envelope.
(この封筒を手渡すよ)

What’s this?
(これ何?)

Finger(指)

意味指で触る、示唆する
聞いたことある指数:★

これも普段は動詞として使わない単語ですね。
「touch」で触るとなると、大体、手とかで指で触るものなのでこの単語も使われないんでしょうね。

He gently fingered the piano keys.
(彼は優しくピアノの鍵盤を触った)

The child fingered the sand and built a small castle on the beach.
(その子どもは砂を指で触り、浜辺に小さな城を築いた)

She fingered the suspect in the group.
(彼女はグループの中に犯人を示唆した)

You try fingering the petals of the flower.
(この花びら触ってみ)

Oh, I like this texture.
(まぁ、この感触好きだわ)

Nail(爪)

意味釘を打つ、動けなくする、捕まえる、うまくやる
聞いたことある指数:★★★

今では爪をデコるファッションのネイルという言葉は女性の間では普通に使われていますね。
実は、「nail」は釘という意味も含まれています。
釘は打ち付けて動かなくする作用があるので、その意味がそのまま動詞になった感じですね。
また「nial it」で「うまくやる」という意味で、フレーズになっているのですぐにでも使えそうですね。

She carefully nailed the picture frame to the wall.
(彼女は慎重に絵の額縁を壁に釘で打ち付けた)

The police nail a criminal.
(警察は犯罪者を捕まえる)

The loud noise nailed the cat under the bed.
(大きな音で猫はベッドの下に動けなくなった)

How was the presentation?
(プレゼンテーションはどーだった?)

I nailed it.
(うまくやったぜ)

Belly(お腹)

意味ふくらませる
聞いたことある指数:★

お腹といえば「stomach」と思う人も多いかもしれませんが、「stomach」は胃や胃に近い部分、お腹の中を意味することが多いです。
「belly」は表面に近いお腹を指します。でもこの「belly」を動詞で使ったことはありません(笑)

I bellied a balloon.
(ボールをふくらませた)

The wind bellies the sails.
(風が帆を膨らませる)

he hot air balloon bellyed out as it ascended into the sky.
(熱気球は空に上がるときに膨らみました)

I can belly my mouth.
(口を膨らませるよ)

I know because you are a frog.
(知ってるよ! だってカエルだもん)

Stomach(胃・お腹)

意味我慢をする、耐える
聞いたことある指数:★

さっきの「belly」でも紹介しましたが、意味は全然違いますね。
なんでこんな意味になったか分かりませんが、お腹痛いのを我慢することから来てるんですかね?
我慢するという動詞なら「stand」を使っちゃいますね。

I can’t stomach the smell of durian.
(私はドリアンの匂いを我慢できません)

He could barely stomach the taste of raw fish.
(生の魚の味をほとんど我慢できなかった)

She can stomach spicy food better than I can.
(彼女は私よりも辛い食べ物を我慢できます)

What the heck? I can’t stomach this taste.
(なんだこれ? この味無理!)

Neither do I.
(俺も)

Leg(脚)

意味歩く、逃げ出す
聞いたことある指数:★

ようやく、単語に関する意味が出てきましたね。
脚を使ってする動作なので覚えやすいですが、使われているところを知りません。

They legged their way through the forest.
(彼らは森を進み抜けた)

He legged the journey to the summit of the mountain.
(彼は山の頂上までの旅を歩いて進んだ)

He legged from the angry dog chasing him.
(彼は追いかけてくる怒った犬から逃げ出した)

Why don’t we leg to the station?
(駅まで歩かない?)

OK, let’s go.
(いいよ、行こうぜ)

foot(足)

意味代金を払う
聞いたことある指数:★

これも足には関係のない意味になってしまいますね。
日本語では借金などを「耳を揃えて返す」などと言いますが、日本人からしても「なんで耳?」って思うことありますよね?
多分、それと一緒です。なぜ足という意味で代金を払うんでしょうね。

I always foot the bill for dinner for my girlfriend.
(彼女のために夕食代をいつも代金を払う)

She footed the bill for the movie tickets.
(彼女は映画のチケット代を支払った)

They decided to foot the expenses for the trip together.
(彼らは旅行の費用を一緒に負担することに決めた)

I will foot the dinner this time.
(今回の夕飯は支払うよ)

For real? Thanks!!
(マジで? ありがと!)

Toe(爪先)

意味つま先で触る
聞いたことある指数:★

これも単語から予想できそうな単語ですが、日常で使いづらそうな単語ですね(笑)
触るといえば「touch」なのでそっちを使ってしまいますね。

The kid toed the ground with his bare foot.
(その子どもは裸足で地面をつま先で触った)

She toe​d the water cautiously, testing its temperature.
(彼女は慎重に水をつま先で触り、温度を確かめた)

He toes the ball.
(彼はボールはつま先で触る)

I felt something under the table.
(机の下で何か感じるんだけど)

You can toe and find it out.
(つま先で触って何か探ろう)

まとめ

今回は体の意外な動詞についてまとめてみました。
自分自身、使っているところを聞いたことも使ったこともない動詞も多いです。
でも、「head」や「hand」「nail」は日常でも聞くことが多い単語ですので、ぜひ覚えてみてみください。
後の単語はほぼほぼ使う機会はないかもしれないのでネタとして覚えておくのも面白いかもしれません。

  • to head (向かう、先導する)
  • to face (直面する、向かい合う、顔を向ける)
  • to eye (目で見る、注意深く見る、目をつける)
  • to nose (鼻でかぐ、進む、嗅ぎ回る、鼻で押す)
  • to ear (耳にいれる、耳を傾ける)
  • to mouth (口だけを動かして伝える、口に入れる)
  • to lip. (唇を当てる、そっと言う)
  • to tongue (下を使う、舐める)
  • to neck (キスをする、飲み干す)
  • to shoulder (肩に担ぐ、責任を負う、肩でおす)
  • to arm (武装する)
  • to elbow (肘で押す、無理やり押し通す)
  • to hand (手渡す、提出する)
  • to finger (指で触る、示唆する)
  • to nail (釘を打つ、動けなくする、捕まえる)
  • to belly  (お腹を膨らませる)
  • to stomach (我慢する、耐える)
  • to leg (歩く、逃げ出す)
  • to foot (代金を払う)
  • to toe   (つま先で触る)

アメリカ人の友達に聞いてみても「普段は使わん」って言われた単語もあります(笑)
実際使ってみたら「huh?」と聞き返される可能性もありますが、勇気のある人は使ってみてください!

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