最短で英語を話せるようになるロードマップ

外国人の観光客が増えたり海外にワーキングホリデーに行く人が増えていますね。
なので、接客で英語を使う必要性が出てきたり海外に行くのに英語を習う必要性が出てきて、できるだけ早く話したい人もきっといるはず。
自分は自分の生徒さんやブログ記事で「英語は時間がかかる」と常日頃言ってます。なぜかというと、時間をかけないと超詰め込みの勉強になって、英語が嫌になったり面白く感じなくなってしまったりして結局諦めてしまうからです。ただ、できるだけ早く話す必要性がある人もいるとも思うので、日本にいながら最短で話せるようになるロードマップを紹介します。

ただし、「絶対に話す」という断固たる決意継続力が必要になります。あと英語に費やす時間を確保することも必要ですね。
なので、本気で英語をできるだけ話したいという強い意思を持ってを読んでみてください。

Index

どれぐらいの期間で英語を話せるようになるのか

英語を話せない方はまず、「どれぐらいで話せるようになるのか」が気になるかもしれませんね。
もし気にならない方はここを読み飛ばしてください。

「英語を話せる」

と言ってもどれぐらいの英語レベルかにもよりますよね?
通訳レベルなのか、仕事で使うレベルなのか、日常会話レベルなのか、簡単な英語でやり取りできるレベルなのか。
人によって目指すレベルは違うし、「英語を話せる」と聞いてペラペラに話せるんだろうなと思ってしまうこともあるかもしれません。
ここでは、簡単な英語でやり取りができるようになる英語レベルで話していきましょう。

基礎知識がある、英語が好きだった、外国人の友達が作りやすい場所にいるなど、個人の能力や環境にもよりますが、本気で勉強したら3ヶ月で言いたいことや聞きたいことを多少できるようになります。
というのも、自分は全く話せない状態からアメリカに留学をして、毎日英語漬けで3ヶ月で多少の意思疎通ができるようになったからです。

「留学してたからでしょ!」という声もあると思います。その通りです。
ですので、日本にいてどんだけ急いだとしても英語で多少のコミュニケーションを取れるようになるには最低3ヶ月以上はかかると思ってください。
もちろん、これはただの指標なので、忙しくて時間が取れないとかだともっとかかりますし、センスのいい人だと3ヶ月以内でコミュニケーションが取れる人がいるかもしれませんね。

一般的に英語が話せると言われている時間は3000時間です。
となると、毎日5時間勉強をして1年半かかる計算です。
ここでの英語が話せると言うのは日常生活できちんとコミュニケーションが取れるという意味でしょう。

ちなみに、留学して1年半後の自分の英語のレベルは、日常生活でのコミュニケーションはできますが、難しい単語は分からず、ネイティヴの友達らの早い会話には入るのがかなり難しかったです。
多分、自分は留学していた方の中だと英語の上達は遅い方かなと思います。

では、自分がオススメする英語を最短で英語を話せるロードマップについて話していきます。
が、その前に、このロードマップを試してもらうために幾つかの条件が必要になってきますので、それから紹介していきます。

ロードマップの条件

英語を話せるようになるためには以下の条件が必要になってきます。

  • 英語を口ずさむ(アウトプット)
  • 英語で考える習慣を付ける
  • 間違いを恐れず、勇気を持つ

では、それぞれ詳しく説明していきます。

英語を口ずさむ(アウトプット)

アウトプット、これが一番大切です!!

英語を口ずさむことを絶対に意識してください。
心の中で英語を考えたり頭の中で英語を思い浮かべたりするすだけでは英語を話せるようになりません。
必ず自分の口からアウトプットしてください。

例えば、「reccomend」という単語を覚えたとしましょう。
その単語を覚えただけで、口で発声せず練習しなかったら?
実際に外国人と話していて「reccomend」を使いたい場面あったとしたら、あなたはその単語を急に口に出して使いこなす自信はありますか?

英語を自由自在に喋ってコミュニケーションを取りたいんですよね?
じゃー英語を話しましょうよ!

「いや、英語が分からんから話せへんねん」

確かにその通りですね。
英語が分からないというのは、たいてい「単語が分からない」とか「英語文の組み立てが分からない」から話せないと思います。それについては具体的にロードマップで詳しく紹介しますが、日頃から英語を口ずさむ、積極的に英語を発する癖をつけていきましょう。

全く英語が話せない、分からない人でも、最初はインプット30%、アウトプット70%の割合で勉強してください。
例えば、60分勉強するのであれば、20分をインプット、40分をアウトプットに当ててください。
英語超初心者でアウトプット70%はハードルがかなり高いですが、これぐらいしないと最短で英語を話せるようにはなりません。

その理由としては、たくさんすぎるインプットをしても、宝の持ち腐れになってしまいます。
インプットしても、それをアウトプットして練習しなければ話せるようにはなりません。
しかも、インプットしたものを短時間で使いこなせるんだったらいいですが、ほとんどの人がたくさんの練習時間や反復練習が必要です。なので、インプットしたことをアウトプットして自由に使いこなせるようにするのが重要です。

なので、それほどアウトプットはめっちゃ大切と覚えておいてください。

英語で考える習慣を付ける

英語には英語脳というものがあります。
自分たち日本語を話すものは、普段から日本語で物事を自然に考えていますよね?
英語脳を鍛えるためには日頃から英語で物事を考える必要性があります。

頭の中で日本語で考える → 英語に訳する → 英語を話す

みたいなことをしていると会話の流れが悪くなってしまいます。
自分は日本語で聞いても話していても英語がパッと出てくることがほとんどです。
もちろん、分からない表現は今でもありますが、常日頃から英語を意識して生活をしています。

英語脳を作れとは言いませんが、それに近づけることによってコミュニケーション力が上がるし、英語でやりとりするのが楽になります。

そのためには日頃から英語でいろんなことを考えるように習慣化してください。

間違いを恐れず、勇気を持つ

日本人は英語に対して苦手意識がある上に、テストや受験勉強で間違えてはいけない精神が働いてしまい、間違いを恐れてしまう傾向にあるように感じます。
でも、日本人にとったら英語は第2言語で話せなくて当然です。学校で習った英語もテスト用で、会話用に習ってないので、中学校・高校で習ってるからといって話せる訳ではありません。
なのに、話せないと言って間違いを恐れてしまうのはメッチャもったいないです。

英語は間違えてもいいんです。
当のアメリカ人も完璧な英語を話せているわけではありません。
ネイティヴが間違えて話しているのに、第2言語である日本人が完璧な英語を話そうとするなら数十年必要でしょう。「間違えて当然」と気楽な考えで話してみるのがコツです。

逆のシチュエーションを考えてみてください。
もし、一生懸命に日本語を勉強している外国人が話しかけてきて、間違った日本語を話しても「この人は頑張って日本語を勉強しているんだな」と思いますよね?決して笑ったりしませんよね?
なので、英語を勉強していて間違えても恥ずかしいことではありません。
「間違える」=「挑戦している」なのです!

勇気を持って外国人と話してください。
英語が完璧に話せないからまだ外国人と話すのは早いと絶対に思わないでください。
そのマインドではいつまで経っても外国人と話すという時は来ません。
とりあえず話しかけてみたり友達を作ろうとしたりしてみてください。

Ryota式英語ロードマップ

前文を読んでくれた方、お待たせしました。
いよいよ具体的に英語を最短である程度の英語を話せるようになるロードマップを紹介します。
これらのステップは後からコツや注意点を紹介するので、自己流ではなく、なるべくRyota式を使ってもらうと効率よく話せるようになります。

STEP
単語をひたすら覚える
STEP
英語のフレーズを覚える
STEP
自分の言いたいことをアウトプットする
STEP
英語で会話できる環境を作る

これらのステップを同時進行してもいいですが、最初は英単語を勉強するのがいいですね。
でも、その英単語を覚えるのもコツと注意点があるので、この先も読み進めてみて実践してみてください。

STEP1. 単語をひたすら覚える

単語が分からないと話すこともできないし相手が何を言ってるかも分からないので単語を覚えるのは必須です。
かと言っていきなり本屋さんに行って英単語の本を探すのはオススメしません。
これは別の記事に書いてあるので、時間があるときにでも読んでもらいたいのですが、英単語の本は英語が苦手な人や全く話せない人にとってはやる気がなくなったりする可能性があります。

単語をひたすら覚えると言っても無闇矢鱈に単語を覚えるのはダメです。
例えば、最初から「anthropologist」みたいな長いくて覚えにくくて普段から使わないような単語は覚えないでくださいね。意味は「人類学者」ですが、今覚えてもすぐには使えませんね(笑)

なので、身の回りのものや動き、形容するもの(かわいい、背が高い、高価な)など普段から使いやすい単語から覚えるようにしてください。
簡単なもの・覚えやすい単語から覚えていきましょう。
覚えるときも頭の中や心で唱えるだけでなく、しっかりと口で発音して覚えてください。

単語の覚えた方は別の記事に書いてあるので参考にしてみてください。

STEP2. 英語のフレーズを覚える

英語を話せない理由はたくさんあると思いますが、主に次の2つが挙げられます。

  • 「単語を知らない」
  • 「英語の語順が分からない」

❶の「単語を知らない」はステップ1の「単語をひたすら覚える」で解消されます。
しかし、❷の「英語の語順が分からない」が問題ですね。

なぜなら、英語は日本語と違う語順なので、話したくても語順が分からないので話せないのが本当ですよね。

なので、最初は英語の短めのフレーズや特定の場面で使えそうな英語を覚えて言えるようになるのがいいです。
例えば、ホテルで働いている人であれば、ホテルの接客で使えそうなフレーズやお客さんが言いそうなフレーズを言えるようになりましょう。お客さんが言うフレーズを言えることにより、聞き取りやすくなるので、自分が言いそうなホテルの接客のフレーズだけでなく、お客さんが言いそうなフレーズも言えるようになっておくと絶対にいいです。

フレーズを勉強するにはYouTubeやTikTok、海外ドラマ・映画などの動画がオススメです。
特にYouTubeはいろいろ解説されている動画や英文と日本語訳が載っている動画が数えきれないほどあるので動画に尽きません。さらに、動画は発音やアクセントなど音があるため、真似するだけで英語を学べます。
「ホテル 接客 英語」とYouTubeで検索するだけでかなりの動画がヒットするので自分が話してみたい特定の場面での英語フレーズが学べます。

そこで注意点!
動画を見るだけで満足しないでください。
「ロードマップの条件」でも話した「英語を口ずさむ(アウトプット)」が絶対に必須です。
「分かる」と「できる」は別物です。
動画を見ているだけでは「分かる」だけであって、「できる」に結びつきません。
「できる」と言うのは実際に口から英語を話すことができると言うことです。
必ず動画で勉強しているときもフレーズを口から発して英語を話す想定をしながら動画を見てください。

STEP3. 自分の言いたいことをアウトプットする

単語、英語フレーズを覚えていくとともに、それらを使って自分の言いたいことをアウトプットする練習をしましょう。
方法としては、独り言や日記、録音するなどの方法を使って自分の言いたいことを言いましょう。
もし、分からない単語や言いたい表現があれば調べてください。
別に難しい単語や表現を使う必要はありません。

例えば、自分の1日を振り返って英語で言う練習もありです。
自分ならこんな感じで言います。

I woke up at 7am this morning.
I had rice and an egg for breakfast.
I took a walk after the breakfast. I walked for 30 minutes.
Then I went to work. It was not busy at work today.
I had ramen for dinner.
I am not tired, so I am going to work out later.
Oh, I can’t forget to go to the post office tomorrow morning.
And supermarket too.

特別難しい単語も使ってないです。
中学校で習う単語ばかりですが、英語を話せない人には難しいかもしれませんね。

でも、この難しいことを外国人と会話でリアルタイムでしようとしています。
一人でも難しいのに、相手がいるとさらに難しいですよね?
なので、一人の時間を利用して、自分の言いたこと、伝えたいことを言えるようにたくさん練習しておくのが大事です。

文法って勉強しなくてもいいの?

自分の言いたいことを話すためには、英文を構成する力が必要です。
構成するためには英文法が必要という人も多くいます。
確かに自分も文法は英文の構成力を高めるために必要だと思いますが、絶対に必要だとは思いません。

この最短で英語を話すためには英文法はあまり自分は重要視していません。
なぜなら、自分はある程度話せるようになってから文法を勉強したからです。
英語を話すことができるようになる前、文法はすごく苦手でした。
特に、SVOとかよく分からないので嫌でした(笑)
でも、ある程度話せるようになって文法を勉強してみると、あら不思議!
今までよく分からなかった文法が手に取るように分かるようになっていました。
なので、最初から文法を勉強するのではなく、ある程度の英語のフレーズを覚えてから文法の勉強するのがいいと思います。

もし、「文法は苦手じゃないから文法を勉強するんだ」という人がいたら文法の勉強をお勧めします。
しかし、忘れないようにしてもらいたいのが、文法はインプットの1部です!
文法だけ勉強したり文法に集中しすぎるとアウトプットがおざなりになってしまう可能せがあります。

「文法の勉強」=「インプット」=「30%」

という勉強の比率は心がけてください。

英会話で絶対的に必要なものはアウトプットです!

STEP4. 英語で会話できる環境を作る

英語を話せるようになるためには、日頃から英語で会話する環境を作ることは絶対的な条件です!
自分の場合は、アメリカに留学していたので、毎日英語を話せる環境にいました。
留学する前は周りに英語で話す人もおらず、オンライン英会話などは普及していなかったので、英語に触れるのが極端に少なかったです。

でも、留学して毎日英語を勉強して、やっと少しずつ話せるようになった気になったのが3ヶ月。
日本でも、英語を話す時間を作る。
と言うよりも、「英語で誰かと会話をする」と言う環境を作ることにより、最初は拙かった英語も毎日の積み重ねにより英語を話せるようになってきます。

その環境を作ってくれるのがオンライン英会話外国人と英語を話すです。

オンライン英会話

一番効率的なのはオンライン英会話です。
英語を話せるようになるカリキュラムによる「高度なレッスンが受けられる」「ネイティヴスピーカーと話せる時間を確保できる」という利点がかなり大きいです。
できるだけ毎日レッスンを受けられるような英会話がオススメです。

ただし、オンライン英会話は完璧なものではありません。
オンライン英会話も魔法ではありません。
入会したからといって必ず話せるようになるとは限りません。

レッスンだけに頼らず、普段レッスン以外でも自分でも英語の勉強をするということが大切です。
自分で勉強したフレーズや単語をレッスンで試してみるということをするとオンライン英会話の効率がさらに上がります。

オンライン英会話のメリットやデメリットなどを紹介している記事もあるので、チェックしてみてください。

外国人と英語を話す

これはなかなかハードルが高い方法ですが、これができるかできないかで大きく結果が違ってきます。
もちろん、あまり英語を話せない状態で話しかけづらいとかあると思いますが、それは自分からしたらそれは甘えです。本当に話したいという気持ちはありますか?

英語をあまり話せずともガンガン話しに行く人ほど伸びます。
その人たちは知っている単語を羅列しながらも間違いを恐れずドンドン話そうとするので、実践的なコミュニケーションを行うことができます。

自分は全く英語を話せない状態でアメリカに留学したと言いましたよね?
話せなくても間違えても頑張ってコミュニケーションをできるだけとろうと頑張った結果、今では英語講師、英語ブログを書きながらみなさんにこうしてアドバイスできています。
まぁ自分の場合はアメリカで英語を話さないと生きていけませんでしたからね。
その環境に自ら飛び込んでいったのです。

さぁ、では周りに外国人がいない、あるいは外国人の友達がいない場合は、インターネットやアプリで友達を探してみてください。
いやぁ、便利な世の中になりましたね!
田舎にいてもどこにいても外国人と繋がれる時代っていいですよね!

自分は「Hello Talk」を使ったことがあります。
これは、言語交換と言われるもので、「英語教えるから日本語教えて〜」ってやつです。
自分は英語を話せる人がいるので、あまり使っていませんが、確実に英語を話せる友達を作れるアプリなので、オススメです。

まとめ

今回は最短で英語が話せるようになるロードマップを紹介しました。

  • 単語をひたすら覚える
  • 英語のフレーズを覚える
  • 自分の言いたいことをアウトプットする
  • 英語で会話できる環境を作る
    (オンライン英会話)
    (外国人と英語を話す)

英語は本来、時間がかかるものですが、努力次第では1年以内に意思疎通が取れるレベルに到達できる人もいるかもしれません。
まずは英語を勉強する、英語を発する習慣をつけていくことが先決です。諦めずに毎日コツコツ勉強していきましょう。

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