【英語】え?これも数えられないの?これで完璧に分かる!「可算名詞・不可算名詞」

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可算名詞と不可算名詞

Ryota × Englishを書いているRyotaです。

英語では、数えられる名詞と数えられない名詞があります。

数えられる名詞を可算名詞
(countable noun)

数えられない名詞を不可算名詞
(uncountable noun)

といいます。

英語の可算名詞、不可算名詞は日本語とかなり違います。

日本語の物の数え方も「本が1冊」「椅子が1脚」などかなり「クセがすげぇ」なんですけど、英語は「これも数えられないの?」となっちゃいます!

なので、このブログで可算名詞と不可算名詞の見分け方や文法をしっかりと勉強して、英会話に活かしちゃいましょう!

可算名詞と不可算名詞の文法

可算名詞


可算名詞の場合、1つのものなら名詞の前に「a」もしくは「an」をつけます。
2つ以上の名詞なら、「数」と名詞に「s」を、または数を表す単語(someなど)を付ければOKです。

a pen (1本のペン)
an uncle (1人の叔父さん)
・two books (2冊の本)
・three dogs (3匹の犬)
・some cats (数匹の猫)
・many aliens (たくさんの宇宙人)

(形容詞によって修飾された名詞の場合)
a long pen(1本の長いペン)
a handsome uncle(1人のイケメンの叔父さん)
・two math books(2冊の数学の本)
・three fat dogs(3匹の太った犬)
・some skinny cats(数匹のやせた猫)
・many friendly aliens(たくさんのフレンドリーな宇宙人)

不可算名詞

不可算名詞の場合は、1つでも2つ以上ある場合でも名詞には「s」がつきません。

・information (情報)
・furniture (家具)
・water (水)

もし、量を表したい場合は、「much」や「a lot of」、「a cup of」などが使えます。
・much information
・a lot of furniture
・a cup of water

後で量についてもっと詳しく紹介します。

英語の場合、数えられるものより数えられないものの方が少ないので、主に使われる数えられないものを覚えた方が効率がいいです。

不可算名詞の見分け方

不可算名詞の場合、よく次の定義が成り立つと言われています。
(中には定義通りにならないものもあります。)

  • 形・輪郭がはっきりしない物 
       水などの液体
  • 感情など、目に見えないもの
       愛や怒り
  • foodやclothingなどの種類の名称
       foodやclothing
  • 1つのものを分けても性質が変わらないもの  
       バターやチョコレート、氷を砕いても氷など
  • 100人全員がそのものの絵を同じように描けないかどうか  
       想像しにくい

以上のことを踏まえて考えてみると、少しは不可算名詞の見分け方がわかったでしょうか?
と言っても不可算名詞に慣れるまでは咄嗟には考えられないですよね。

英語にたくさん触れて慣れちゃいましょう。

不可算名詞

では、実際に生活でよく使われる不可算名詞をピックアップしていきたいと思います。

不可算名詞では、言葉をつければ数えられるようになります。数え方も紹介します。

食べ物・飲み物

単語数え方
Food(食べ物、食料)much food(たくさんの食べ物)
Bread(パン)・a slice of bread(1枚のパン)
・two pieces of bread(2つに千切ったパン)
・3 loafs of bread(3斤のパン)
Water (水), coffee (コーヒー), Milk (牛乳)
などの液体
・a cup of coffee
・two glasses of milk
・three bottles of wine
Fruit(果物)a piece of fruit
Cheese(チーズ)a piece of cheese
Sugar(砂糖),Salt(塩)・a spoonful of sugar(スプーン一杯の砂糖)
・two pinches of salt(二つまみの塩)
Chocolate(加工前のチョコレート)※a bar of chocolate
Rice(米)a bowl of rice(お茶碗1杯のご飯)

※chocolateは加工後に固まったものはchocolatesと数えられます
例)box of chocolates(箱に入ったチョコレート)

気持ち

・Love(愛)
・Anger(怒り)
・Fear(恐怖)
・Ease(安心)
・Happiness(幸せ)
※ 気持ちも量を表すにはa lot ofやhuge, lessなどをつけることができます。

生活

単語数え方
Homework(宿題)・two types of homework
・three different homework
Information(情報)a piece of information
News(ニュース)
※「s」が付いていますが不可算名詞
a piece of news
Money(お金)・a lot of money
・much money
Rain(雨)・a drop of rain
・a lot of rain,
Weather(天気)three kinds of weather
Advice(アドバイス)a piece of advice
Knowledge(知識)a lot of knowledge
Music(音楽)a type of music
Furniture(家具)a piece of furniture
Air(空気)some air
(「より多くの空気」のニュアンス)
Garbage(ゴミ)・a piece of baggage
・two pieces of baggage
Luck(運)some luck
Nature(自然)much nature
Garbege(ゴミ)a lot of garbage
Chalk(チョーク)a piece of chalk

意味によって変わる可算名詞・不可算名詞

言いたい意味やとらえる意味によって、可算名詞にも不可算名詞にもあるものがりますので、紹介します。

可算名詞不可算名詞
an idea、ideas
(思いつき、アイディア)
idea
(理解、認識)
a work、works
(作品)
work
(仕事)
a paper、papers
(新聞、論文、書類)
paper
(紙)
a room、rooms
(部屋)
room
(場所、余地)
a fish、fishes
(魚)
fish
(魚群、刺身などの切り身や料理)

名詞の量や程度を表したい場合

ものの量を表す場合、many、much、a lot ofをよく使います。
他にもtons of、bunch of、などもあるので紹介します。

量と意味可算名詞 or 不可算名詞
Many
(たくさん)
可算名詞some cookies,
some milk
Much
(たくさん)
不可算名詞much food,
much information
A lot of
(たくさん)
どっちもOKa lot of aliens,
a lot of furniture
Bunch of
(たくさん)
どっちもOKbunch of cups,
bunch of chocolate
Tons of
(たくさん)
どっちもOKtons of people,
tons of homework
Several
(いくつか) ※someより多い
可算名詞several ways,
several chairs
Some
(いくつか)
どっちもOKsome cokkies,
some milk
A few
(少し)
可算名詞a few people,
a few cakes
A little
(少し)
不可算名詞a little water,
a little fever
A cup of不可算名詞a cup of coffee
A piece of不可算名詞a piece of apple(リンゴの一切れ)
A slice of不可算名詞a slice of pizza

これ以外にもまだまだたくさんあります。

間違えやすい名詞の数え方

可算名詞の中にも間違えやすいものがあります。

それは普段は日本語では当たり前かのように使われるものが多く、英語で数量をいうときは気をつけてください。

Scissors (ハサミ)

I have a pair of scissors.
I have two pairs of scissors.

日本語では、ハサミは1つ2つと数えるのが一般的です。英語では1枚の刃がscissorになります。
なので、ハサミは2枚の刃からできているので、1つのハサミでもscissorsと複数形になります。

Sunglasses (サングラス)

He wears sunglasses.
He wears a pair of sunglasses.

サングラスはレンズのことをグラスと指し、サングラスには2枚のレンズがあるので、1個のサングラスでもSunglassesと複数形になります。

普通のメガネもサングラスと同じ考えで、レンズが二つあるため、glassesといいます。

Pants (パンツ)

I have one pair of pants. (ズボン1着持ってるよ)
I have two pairs of pants. (ズボン2着持ってるよ)
I have a lot of pants. (ズボンはめっちゃ持ってんねん)

パンツはズボンの足を通す所をパントといいます。パンツは2本足を通すパントがあるので1着でもPantsと複数形になります。数えるときはpairを使って、one pair, two pairsとなります。

他にも、jeans, trunks, overalls, tightsなど、ものを通すようになっている所が2つあるものは複数形になります。

Coffee (コーヒー)

“Can I have a coffee?” (コーヒー1つくれる?) 
”I got a coffee for you at Starbucks.” (スタバでコーヒー買ってきたよ)

コーヒーは液体なので、不可算名詞でしたね。
しかし、a coffeeということもできます。

なぜならコーヒーショップでコーヒーは商品名とも認知され、1つのコーヒーという商品で数えられるからです。
なので、コーヒーショップではa coffee、レストランなどではa cup of coffeeと使い分けることができます。

実は、beerも同じような原理で、2 beersということもできます。
ビールは普通は瓶に入って売られていますから、形・輪郭が見えるという考えになります。

Beauty (美人)

She is a beauty. (彼女は美しい)
There are many beauties in Japan. (日本にはたくさんの美人がいる)

美人はbeautyといいます。1人の美人さんという場合a beautyということができます。
A sleeping beautyは眠れる森の美女ですね。

しかし、「美貌」や「美しさ」などの意味は不可算名詞になるので、注意が必要です。

まとめ

実際に話しているときに、この名詞は可算名詞?不可算名詞?と迷うことがあるかもしれません。
しかし、ネイティヴスピーカーは大して気にしたりしないらしいです。

もちろん、試験やテストでは正しい知識が必要になりますが、話してるときは「間違えたらどうしよう」と不安にならず、じゃんじゃん話しっちゃってください!

と言ってもやはり正しい英語を話したいですよね。
これを機に、生活している中で目についたものを可算名詞、不可算名詞かなと考えながら過ごしてみてください。

気になる単語があったらアプリ辞書やインターネットで調べてみてください。

自分かがいつも言っている習慣化です。
英語で考えるのを習慣化して、英語脳を作るようにしてみてください。

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