「簡単な英語でいいから話してみたい!」
「すぐにでもいいから簡単な英語を話したい!」
けど、
「どうしたらいいか分からない」
「英語ってどんな順序で話すの?」
そんな人はこのブログを読んでみてください。
話すには、英語の組み立てを知っておいた方が話しやすくなります。
今回もメッチャクチャ簡単に説明しているので英語を話したい人は読んでみてください。
英語を話すって?
日本語でも英語でも文を組み立てないと話せないですよね!
でも、日本語が母国語の人はいちいち深く考えなくても自然と口から言いたいことが出てくると思います。
でも英語は話す前にいろいろ考えないといけないですよね!
なぜ考えないといけないかというと、英語の文の組み立てに慣れていないからです。
もしかしたら文の組み立て方を知らない人もいるかもしれません。
そんな人のために、メッチャ簡単な文の組み立て方を紹介いたしましょう!
文の構成
まず、英語の文の構成から見ていきましょう。
基本的に英語文は2つに分けられます。
「様子を表す文」と「動作を表す文」です。
「be動詞」の文構成
1つ目が①の「be動詞」が使われている文。
様子を表す文です。
①「be動詞」の文
be動詞は「主語」の状態を説明するのに必要です。
I am a student.
(私は学生です) (私=学生)
You are hungry.
(あなたはお腹ペコペコ) (あなた=お腹ペコペコ)
「一般動詞」の文構成
2つ目が②の「一般動詞」が使われている文。
動作を表す文です。
②「一般動詞」の文
「一般動詞」は動作をするときなどに表します。
I go to the school. (私は学校へ行く)
She sends a message. (彼女はメッセージを送る)
実は、この組み立てを理解していて、ある程度の単語を知っていれば簡単な英語をメッチャクチャ話せるようになります。
なぜかというと、
単語を入れ替えれば無限に話せるからです。
「ただ言ってるだけでしょ?」
と思うかもしれませんね!
では、無限に話せるように、もっと深く見ていきましょう。
「be動詞」の文の構成
誰が、何が
これが一番最初にくる単語です。
簡単英語の肯定文は、ほぼほぼこれから始まると言っても過言ではありません。
誰が | 英語 |
---|---|
私は | I |
あなたは | you |
彼は | he |
彼女は | she |
彼らは | they |
それは | it |
犬は | a dog |
be動詞
このbe動詞は主語や時制(現在や過去)によって次のようにスペルが変化します。
現在形 | 過去形 |
---|---|
I am | I was |
You are / They are | You were / They were |
He is/ She is /It is | He was/ She was / It was |
どんな感じ、どんな人
「be動詞」の次は「どんな感じ」なのかを付け加えます。
このときに大きく分けて、名詞と形容詞に分けられます。
【名詞】
意味 | 英語 |
---|---|
先生 | teahcer |
宇宙飛行士 | astronaut |
ユーチューバー | Youtuber |
歯医者 | dentist |
会社員 | office worker |
【形容詞】
意味 | 英語 |
---|---|
背が高い | tall |
美しい | beautiful |
痩せている | skinny |
優しい | kind |
機嫌が悪い | grumpy |
「be動詞」で簡単英語文
ここから簡単英語文を作ってみましょう。
「誰が・何が」「be動詞」「どんな感じ・どんな人」をつなげてみれば文ができます。
意味 | 現在形 | 過去形 |
---|---|---|
私は先生だ | I am a teacher. | I was a teacher. |
僕は背が高い | I am tall. | I was tall. |
あなたは会社員だ | You are an office worker. | You were an office worker. |
あなたは機嫌が悪い | You are grumpy. | You were grumpy. |
彼は歯医者だ | He is a doctor. | He was a doctor. |
彼は優しい | He is kind. | He was kind. |
彼女は宇宙飛行士だ | She is an astronaut. | She was an astronaut. |
彼女はぽっちゃりさんだ | She is chubby. | She was chubby. |
彼らはユーチューバーだ | They are YouTubers. | They were YouTubers. |
彼らはアメリカ人だ | They are American. | They were American. |
下の図は「単語を入れ替えれば無限に話せる」と言った例です。
上の表の単語などを使って置き換えればかなりの数の英語を話せるようになるはずです。
特に、「誰が」「どんな感じ・どんな人」を変えるだけで簡単英語を無限に話せるようになります。
「一般動詞」の文の構成
一般動詞の文もまずは「誰が、何が」が文頭にきます。
誰が | 英語 |
---|---|
マイクは | Mike |
私の猫は | my cat |
ドアは | a door |
車は | a car |
コップは | a cup |
警察は | a cop |
駅は | a station |
何をする、何をした
誰の次に来るのが「何をする・何をした」です。
動詞と言われる物ですね。
動詞には現在形(原型)と過去形があります。
(過去分詞は今回は省略します)
動詞 | 現在形 | 過去形 | 三人称単数系 |
---|---|---|---|
行く | go | went | goes |
来る | come | came | comes |
見る | look | looked | looks |
持つ | have | had | has |
手にいれる | get | got | gets |
走る | run | ran | runs |
作る | make | made | makes |
聞く | hear | heard | hears |
話す | speak | spoke | speaks |
会う | meet | met | meets |
誰に、どこで
動詞の部分で「何するか・何したか」を言った後は、「誰に・どこで」を持ってきましょう。
誰に | 英語 |
---|---|
私に | me |
あなたに | you |
彼に | him |
彼女に | her |
彼らに | them |
その犬に | the dog |
学校で | school |
美容室で | hairsalon |
病院で | hospital |
デパートで | department store |
家で | at home |
仕事場で | at work |
何を
前の時点で「誰に」をいうのであれば、「何を」が必要になります。
例えば、
He gives her a present.(彼は彼女にプレゼントをあげた)
「彼が(he)」 「彼女に(her)」
の部分になります。
何を | 英語 |
---|---|
プレゼント | a present |
ペット | a pet |
鳥 | a bird |
音楽 | music |
テレビゲーム | video game |
どのくらい、いつ
文の最後には、程度や日時などを持ってくることが多いです。
これはあってもなくても文は成り立ちます
どれくらい、いつ | 英語 |
---|---|
たくさん(数えられる量) | many |
たくさん(数えられない量) | much |
たくさん | a lot |
少なく | less |
少し | a bit |
今日 | today |
明日 | tomorrow |
昨日 | yesterday |
1週間 | for a week |
5日前 | 5 days ago |
「一般動詞」で簡単英語文
ここまで見てきたものを全部組み立てて英語文を実際に作ってみましょう。
意味 | 現在形 | 過去形 |
---|---|---|
私は学校へ行く | I go to school. | I went to school. |
僕は病院に来る | I come to the hospital. | I came to the hospital. |
あなたは鳥を見た | You look at a bird. | You looked at a bird. |
あなたはペットを飼っている | You have a pet. | You had a pet. |
彼はプレゼントを手にいれる | He gets a present. | He got a present. |
彼は走る | He runs. | He ran. |
彼女は料理を作る | She cooks. | She cooked. |
彼女は聞く | She hears. | She heard. |
マイクはペットに話す | Mike talks to his pet. | Mike talked to his pet. |
犬が彼に会う | The dog meets him. | The dog met him. |
これらは簡単英語の一つの例なので、これから「誰が」「何をする」「誰に、どこで」を変えるだけで簡単英語を話すことができます。
みなさんはもっとたくさんの英単語を知っていると思います。
それを入れ替えて組み立てるだけでかなりの英語を話せるようになりますね。
文の構成が分かったら?
これまでの英文の構成は分かってもらえましたか?
分かっただけではなかなか話せません。
「分かる」と「できる」は別物です。
「できる」は挑戦し続けることによって次第に「慣れる」に変わっていき、簡単英語でもたくさんコミュニケーションを取ることができます。
最初はカタコトでもいいので、ドンドン話していってください。
簡単英語でペラペラに話すには、たくさん発声して練習しなくてはなりません。
外国人の友達を作って練習したり友達同士で練習したりしてもいいと思います。
まとめ
今回は、簡単英語の構成を覚えたら話せることを紹介しました。
文の構成は簡単です。
それぞれの文の中で、知っている英語を当てはめたり入れ替えたりするだけです。
そのためには単語を覚えたり言い慣れたりする必要はありますが、簡単な英語はすぐにでも話すことができるようになります。
もっとしっかり基礎を勉強したい人は、別の記事で基礎英語についても紹介しているのでそちらもチェックしてみてください。