英語を話すときにできるだけ発音良く話してみたいですよね!
英語の発音を改善するためにはたくさんの方法がありますが、音読を使って発音を良くすることができます。
自分は留学したときから発音はしっかり勉強しようと意識をしていました。
なぜならその当時からハリウッド俳優を目指して英語を勉強していたからです。
発音が悪くて伝わりにくいなんて俳優からしたら最悪ですからね(笑)
某有名日本人ハリウッド俳優もブロードウェイの舞台で、現地のネイティヴから彼の発音が悪すぎてなんて言っているか分からないと批評を浴びてるぐらいですから。
自分も今ではネイティヴスピーカーから、「発音いいね」と言われることがよくあります。
そんな自分が発音の勉強をしていた一つの勉強方法、音読について今回は紹介していきます。
音読の良さ
まずは音読はなぜするべきなのか、どんな良さがあるのかみていきましょう。
英語を勉強している人で英語脳を作れていて、自由自在に英語を話せる人はなかなかいないかもしれません。
と言うことは、自分で自由に英語を話したり英作した上で、更に発音に集中することはかなり難しいと思います。
でも、発音を良くしたい!
そこで音読の良さが発揮します。
音読は既に作られている英文を読むため、英語脳を作ってなくても話すための発音練習ができます。
しかも、自分の方法で音読を行ってみると、実践的な文で練習できるので、英語に慣れることもできる効率のいい勉強方法の1つです。
アメリカに住んでいた時代、自分にはある師匠がいました。
彼は30年以上アメリカに住んでいましたが、彼の英語は日本語訛りの英語でした。
もちろん、彼はスラスラと英語も話すことができるし、日本語訛りながらでも英語は通じます。
しかし、10数年アメリカにいた自分の方が発音は良いと自負しています。
英語を話せば話すほど、年月をかければかけるほど発音が上手になるかと言われたら、残念ながらそうではないと思います。
なので、発音を良くするには集中して練習する、意識して話す必要があります。
その発音を良くする方法として音読がいいですよ!
音読のステップ
これから音読の勉強の仕方を紹介します。
ただ英文を音読すればいいものではありません。
これらのステップを踏んで試してみてください。
では、それぞれのステップを細かく紹介していきます。
Step 1 読む英文を探す
どんな英文でもいいというのは自分はあまりおすすめしません。
なぜなら、難しすぎる本などの英文や長過ぎる長文は面白くないからです。
面白くないと継続が難しくなります。
1回や2回の音読で発音はよくないらないので、継続することが重要です。
短くて簡単な英文かつ、日常で使われそうな表現の多いものを探してもらえたらと思います。
今回は英語の内容把握ではなないので、超簡単な英文でも大丈夫!
もちろん、意味を分かって音読した方が尚更いいですがね!
分厚い本などではなく、例えば、テレビコマーシャルなどの口語文での英文をおすすめします。
どんな英文が良いかは後述するので、このまま読み進めてください。
Step 2 1単語ずつ発音に気をつけてゆっくり読む
アルファベットを意識して1単語ずつハキハキとゆっくり読んでいきましょう。
早く読む必要はこれっぽっちもありません。ゆっくりも正確に読めないのに早く話そうとすると口が疎かになったりズルしようとしたりするので正しい発音で読むことができません。
口の広げ方、舌の動かし方、唇の噛み方、THやF、Vの英語しかない発音など、気をつけることがいっぱいあります。
正しい発音を癖づけるためにも、正しい口の広げ方や舌の動かし方などを繰り返し練習してみましょう。
Step 3 リンキングを意識してゆっくり読む
リンキングは単語と単語がくっついて、本来の発音ではなく、くっ付いた発音になることをリンキングといいます。
このリンキングがかなり厄介で、特にリスニングでは、知っている単語でもリンキングされることにより本来知っている発音ではなくなるため、聞き取りが難しくなることがあります。
でも、このリンキングで音読を練習することにより、リンキングに慣れてくるのでリスニングにも役に立ちます。
ではリンキングを例に出して見てみましょう。
I like it. (私はそれが好きです)
よく使われる言葉です。
あまりカタカナ英語は好きではないですが、リンキングなしで表すとしたら
アイ ライク イット
になりますが、リンキングで表すと
アイ ライキットゥ
となり、「like」の「ク」の音が「it」にリンキングして違う音になります。
全ての単語をリンキングさせる訳ではないですが、できるものはリンキングさせて練習してみましょう。
このときも早く読む必要はありません。
Step 4 スピードを少し上げて流れるように読む
発音やリンキングに気をつけて読んでいると、数回あるいは十数回読むことになります。
そうすると英文にも慣れてきて、英文全体を掴むことができるので、最初よりはスラスラと読むことができるようになってくると思います。
スラスラ読めるようになってもスピードを上げて読めるようになっても発音を意識して集中して音読するようにしましょう。スピードが重要なわけではありません。
そのときに、自分が外国人になったつもりで抑揚やイントネーションをつけてみると、さらに英語が上手に話すことができるようになります。
音読におすすめの英文
音読についてはわかったけど、「実際にどんな英文を読めばいいねん!」
って思いますよね。
そして、「どういうふうに探したらいいねん!」
ってなりますよね。
英文の探し方とどんな英文がおすすめなのか紹介していきます。
音読の英文の探し方
前述したように、どんな英文でもいいとは思いません。
難しい本などでは、普段使われないような表現や単語も入っているので、おすすめしません。
できるだけ口語文を探していきましょう。
例えば、インターネットで探すならば次のようなキーワードが使えます。
- commercial
- TV commercial
- script
- reading
- sample
これらを組み合わせてインターネットで探してみてください。
音読用の英文の例
「自分はこんな感じの英文を使ってました!」っていう英文を紹介します。
これらは口語文なので、堅苦しくなく、喋り口調で練習できるので、本などよりもより効果的です!
英文を探していると、あるウェブサイトに偶然にも音声も添付されていたので、ここにも音声を付けてみました。
この音声はもちろんネイティヴが話しているので、普通の速さで話していますが、みなさんは「音読のステップ」でも紹介したように、最初は1単語ずつ口の動き、舌の動き、ゆっくり、集中、意識などを考慮しながらステップで紹介した順序で練習してみてください。
参考ウェブサイト:voices.com
例1 Traveling in Jamaica
Do you remember parasailing off the coast of Jamaica? The way the water sparkled below.
The sound of the air gliding against the silken canopy of your sail…
Do you remember? No? Make memories for your senses. Travel.
例2 dog food
We feed our Rufus Nature’s Special Menu All Natural Dog Food. With no artificial colors or flavors, I know that we’re treating him as well as he treats us.
Nature’s Special Menu All Natural Dog Food. Found in your major department store.
まとめ
今回は発音を良くさせるための音読の方法について紹介しました。
発音は悪くても伝わることがありますが、やはり伝わりにくかったり勘違いさせてしまったりすることがあるので、できるだけ発音よく英語を話したいですよね!
そして、かっこよく!
しかも、音読による発音の改善はリスニング力にもつながるので音読はおすすめです。
- 読む英文を探す
- 1単語ずつ発音に気をつけてゆっくり読む
- リンキングを意識してゆっくり読む
- スピードを上げて流れるように読む
英語は読めば読むほど発音が良くなるとは限りません。
しっかりと集中して意識して音読していけば必ず発音は良くなります。
しかし、自分だけで発音を改善することが難しいときがあります。
それは、自分の発音が合っているかどうかが問題ですよね?
もし、英語を話せる友達や先生がいたら聞いてみることをおすすめします。
しかし、ネイティヴの友達がいない、周りに英語の先生がいない方には英語のオンライン英会話がおすすめです。
プロの講師がいるので、発音について教えてもらえるとともに、英語についてより実践的に話せるようになります。
オンライン英会話についてまとめているので、興味のある方はどうぞ!