英語を話したいなら英語フレーズと単語を覚えるべき理由

英語超初心者の方！
英語話したいけど何から勉強したらいいか分からないし、どうしたらいいか分からない人は必見です。

「英語を話せるようになりたかったら英語をできるだけたくさん話せ」
と言われても、英語が分からないから話したくても話せないですよね？
英語の講師をしている自分も「話せなくても積極的に話したらいいのに」って思ってしまいます。
メチャクチャな理屈だと自分でもたまに思いますが（笑）
でも、英語を話さないと上達しないのは事実です。
なので、英語を少しでも話せるようになるように勉強の方法を紹介します。

今回は「英語を話したいけど全く分からない」「英語の文章の作り方が分からない」という方が少しでも英語のスピーキング力を上げるための勉強の方法の１つを紹介します。
英語フレーズと単語を駆使しながら英語を話せるようになっていきましょう。
この記事を読んでもらうと少しずつですが、英語が話せるようになってきますよ。

では、まずなぜ英単語を勉強しないといけないかから知ってもらいましょう。

英単語を勉強するべき理由

単語については言わずもがなですよね。
単語を知らないと話すことができません。単語を覚えることは必須です。

しかも、知らないと話せないだけではなく、話し相手が何を言ったか分からないのでコミュニケーションが取ることができません。なぜ英語を話したいかと言ったら、大体の人が外国人とコミュニケーションを取りたいからという人が多いと思います。なので、リスニング力のためにも英単語は勉強しなければなりません。

でも、英単語を覚えるためには、英単語の本はおすすめしません。
「え？単語を覚えるためには英単語の本でしょ？」
と思うかもしれませんが、おすすめしない訳はたくさんあります。
なぜおすすめしないかは別のブログ記事に書いてありますので、興味のある方は読んでみてください。

「じゃー英単語はどう覚えんねん！」
って話ですよね？

英語初心者の英単語の覚え方は「自分で調べて覚える」のが一番です。
英単語の本に載っている単語を見て覚えるというより、自分の身の回りのもの、
例えば、

「走る、（野菜などを）切る、（背が）高い、横断歩道、看板、花粉症」など、

身の回りの言葉を英語で分からなければ調べるというものです。
詳しくは別の記事で紹介しているので、後から読んでみてください。

英語フレーズを覚えるべき理由

なぜ英語フレーズなのか

英語を勉強し始めた頃はどのように話せばいいか分かりませんよね？
英語文の組み立て方や前置詞、表現など、何も分からない状態で英語を一から組み立てて話せというのはなかなか難しいです。
特に、日本語と英語の語順は全く違うので、どの語順で話せばいいのか分からないと思います。
でも、英語フレーズであれば覚えるだけなので語順を知らなくても覚えたそのままのフレーズを言うことで話せることになりますよね？

例えば、

I wake up in early morning.
（早起きするよ）

という英語のフレーズを覚えたらそのまま使うことができます。
自分で一から英語を組み立てなくても英語を話すことができます。

でも、「それは自分が言いたいことじゃない」という意見も聞こえてきそうですが、最初はそれでもいいんです。
最初から自分が言いたいことを英語でいうのは難しいです。
さっきも言ったように語順が違うし、発音も単語も分かりませんよね。
なので、最初は真似するところから始めた方がいいです。
子どもも最初は言語を話せませんが、親の言葉を聞いてだんだん学んでいきますよね。
その原理と一緒なんです。まずは模倣から。

じゃー参考書を買って英語の品詞や語順、文法を学習してみてはどうか？
参考書を買って英語を楽しいと思える人であれば参考書もおすすめできます！
しかし、自分は英語に苦手意識があったので、分厚い参考書を見ても英語が楽しいと思えませんでした。
多分、参考書で勉強できる自分だったらもっと早くから勉強してたと思います（笑）
でも参考書を使って勉強する人も英語フレーズはした方がいいです。

英語フレーズのおすすめの覚え方

英語フレーズを覚えるおすすめの方法は動画です。
海外映画や海外ドラマの他にも、YoutubeやTikTokなど英語フレーズや英語についての動画もたくさんあるので、説明がわかりやすい人や英語フレーズを説明している人などを見つけて見てみるのもいいと思います。

特に、自分は海外映画や海外ドラマが好きだったので、観まくりました。
英語の字幕をつけて、気になった英語が出てきた場合は一旦停止して意味を調べることができます。
でも、意味の調べ過ぎはあまり良くないです。時間がかかりすぎて途中で疲れてくる可能性があるので、「この単語は調べといた方がいいな」と直感的に思えたものだけ調べてください。
その場面にあった英語フレーズが話されるので大体の予想はつくことも多いです。
そして、「この場面や状況にこのフレーズが言えるんだ」と覚えていきました。

海外ドラマはファミリーコメディの「フルハウス」が特に好きでおすすめです。

フルハウスは日常生活をもとにした子どもも出てくるドラマなので、子どもにも分かりやすい英語を使っていたり大人同士の話だったり日常的に使われる英語フレーズや表現がたくさん出てくるので役にも立ちます。
映画だと2時間弱で終わってしまうけど、ドラマだからシーズンもあって長く見れるのもメリットですね。

動画で英語を勉強することに興味を持ってもらえたら別のブログ記事にも勉強の方法を紹介しているので、見てみてください。

英語フレーズと英単語（基本編）

さて、英語フレーズと英単語について話してきましたが、ここからが本番です。
英語フレーズと英単語を使ってさらに表現力を高めていきましょう。

でも、どうやったら英語の表現力高めていくか分からないですよね？
これからどのように勉強していけばいいか紹介していきます。

I want to go to the restaurant.
（そのレストランに行きたい）

このフレーズを覚えたとしましょう。
このフレーズを生かしていろんな表現をしていきましょう。
例えば、
「I want to go to」
を残して、行きたい場所を変えてみましょう。

I want to go to the school.
（学校に行きたい）
I want to go to the shop.
（そのお店に行きたい）
I want to go to my friend’s house.
（友達んちに行きたい）

これで「〜に行きたい」というフレーズを使って場所を変えるだけで表現が広がりましたね。

「え？ 場所を変えただけじゃん」
それでいいんです。
では、次は動詞を変えてみましょう。
今回は「drive」を使ってみましょう。

I want to drive to the school.
（学校に運転していきたい）
I want to drive to the shop.
（その店に運転していきたい）
I want to drive to my friend’s house.
（友達の家に運転していきたい）

これで「〜へ運転していきたい」ということが言えることができます。
今度は主語を変えてみましょうか。

You want to drive to the school.
（あなた運転していく）
They want to drive to the shop.
He wants to drive to my friend’s house.

次のポイントが一番大切です！
英語を話せる人は次のように英語を組み立てていきます。

英語を話せる人は、このように覚えた英語フレーズを元に、
主語（I, you, he）
動詞（go, drive）
目的語（restaurant, school, shop, my friend;s house）
などを変えながら話しています。

違う例文でも見ていきましょう。

Let me think about it.
（私にそれについて考えさせて）

次はこのフレーズで色々変えてみましょう。
今回は「Let me」を残して動詞を変えてみましょう。

Let me cook curry.
（カレーを料理させて）
Let me buy this gift.
（このお土産を買わせて）
Let me open the door.
（ドアを開けさせて）

次は「me」のところを「誰」と変えてみましょう。

Let him cook curry.
（彼にカレーを作らせてあげて）
Let them buy this gift.
（彼らにお土産を買わせてあげて）
Let her open the door.
（彼女にドアを開けさせてあげて）

このように変えていくと、いろんなシチュエーションで使うことができます。
もちろん、文を作り慣れるまで繰り返して練習したり発音しないといけません。

英語を勉強し始めた方は、一から英作文をしろと言われても難しいと話をしましたね？
でもこれであれば、まず英語フレーズを覚えるだけでその文章を話せるようになります。
そして、単語を覚えていき、覚えたフレーズの中の単語を入れ替えながら話せるパターンを増やしていきます。

英語フレーズを覚えても単語を知らないと英語を自由自在に話すことができません。
ただ闇雲に単語を覚えるよりも普段から使いやすい単語を覚えて自在にフレーズを使えるように何回も繰り返して練習してみましょう。

ドラマでフレーズを覚えて単語を入れ替える

では自分の好きなドラマ、「フルハウス」の１シーンを実際に見ながら英語の勉強の仕方を学んでいきましょう。
まずはこの１シーンをみてください。

このシーンはお姉さんのDJが妹のステファニーと部屋を二人で使わなければならない状況になり、駄々をこねているシーンです。お父さんのダニーがDJに聞いています。
そのセリフが、

Can’t you just try sharing a room with your sister?
（妹と部屋をシェアしてみたら？）

という英語フレーズになります。
そこで、いろんな英単語を入れ替えてみましょう。
まずは「誰と」を入れ替えてみましょう。

Can’t you just try sharing a room with your brother?
Can’t you just try sharing a room with your uncle?
Can’t you just try sharing a room with your friend?

次はシェアするものを入れ替えてみましょう。

Can’t you just try sharing snacks with your sister?
Can’t you just try sharing seats with your sister?
Can’t you just try sharing a ball with your sister?

次は「sharing」を入れ替えてみましょう。
「sharing」は動名詞といって、「動詞＋ing」ですね。

Can’t you just try going to a room with your sister?
Can’t you just try running in a room with your sister?
Can’t you just try playing in a room with your sister?

「動名詞」の後は少し変えたところはありますが、いろんな言い方ができますね。

この言い換えをする場合は英単語を知っていないと入れ替えることができません。
なので冒頭でも言いましたが英単語も覚えていく必要があります。

そして、何回も繰り返して発音してください。
フレーズを覚えて繰り返し自然と口から発せられるようにしてください。

そして、最終的には、自分で言いたいことを英語フレーズに覚えた単語を入れ替えながら話していくようにしましょう。英語フレーズを使いながら自分で考えて英作して話すということもすごく大切です！

まとめ

今回は英語を話せるようになるための英語フレーズと単語の勉強方法とその理由について紹介しました。
自分も留学行ってからでも英語が全く分からなかくて、夜自分で勉強するためにドラマでフレーズを覚えたり単語を覚えたりしてから、どんどんスピーキング力が上がったように感じたので効果はあると思います。

このステップを繰り返していくと、英語にだんだん慣れることができます。
そして、英語に慣れてくると英語が理解することにつながり、品詞について理解できたり英語の組み立ての構成力が上がったりと英語力がアップします。

英語を話せる人は、たくさん英語フレーズを知っていて、英単語を入れ替えて話している人が大半です。
なので、英語フレーズを覚えて英単語を覚えてたくさん入れ替えながら話す練習をしてみてください。